『法廷のドラゴン』最終話 3年半前の対局の真相明らかに「お互い向き合えて良かったよー」【ネタバレあり】
2025年3月7日(金)22時21分 オリコン
ドラマ9『法廷のドラゴン』最終話より(C)「法廷のドラゴン」製作委員会
今作は、空気を読まないが、得意の将棋に絡めた法廷戦略で事件を解決していく新米弁護士・天童竜美(上白石萌音)が、存続の危機に瀕(ひん)する弁護士事務所の若き所長・虎太郎(高杉真宙)と共に奔走。事件を得意の将棋になぞらえて解決する“百手先も読めるのに空気を読まない新米弁護士”と“二手先も読めない優しすぎる若手所長弁護士”の完全オリジナル脚本の将棋×痛快リーガルドラマ。
竜美の将棋の宿敵だった兎羽(白石麻衣)の依頼で政治スクープ訴訟を受けることになった竜美と虎太郎。現在、報道記者の兎羽は、衆議院議員・柘植(福士誠治)のインタビュー記事がねつ造であると名誉毀損で訴えられていた。しかし、敵の罠により虎太郎(高杉真宙)が逮捕されてしまう。
所長の虎太郎が逮捕されたことで、歩田法律事務所は大ピンチに陥る。兎羽(白石麻衣)は、これ以上迷惑をかけられないからと、自分の書いた記事が捏造であることを認め、事務所を去ろうとする。すると、竜美は「兎羽ちゃんと将棋を指したい」と言う。3年半前に、お互いの将棋人生を奪った対局が再現される。
竜美が取った”友だちをなくす手”とは、奨励会の退会をかけた対局で、兎羽と少しでも長く対局したいがゆえだったことが明かし、涙ながらに謝罪する。兎羽も、何も言わずに席を立ったことを謝り、お互いのわだかまりが解けた。この場面に視聴者も「やっぱり大事なことは話さないと伝わらないね」「仲直り成功!」「お互い向き合えて良かったよー」と感動。
裁判は、竜美の法廷戦略と虎太郎の活躍により、柘植は訴えを取り下げる。そして、いつもの感想戦では、竜美と兎羽が笑顔で将棋を指す姿が。羽兎は「誰かのために戦える、そんな竜美、素敵だよ」という兎羽の言葉に照れる竜美。ネットでは「竜美先生と兎羽ちゃんが仲直りして楽しくしあわせに将棋してて」「楽しそうに将棋で遊ぶ2人、素敵だったなぁ」としみじみとしたコメントが寄せられた。
最後は、日常の歩田法律事務所に。新たな依頼に竜美は飛び出していく。