阿部寛、6度目の日曜劇場主演 実は「阿部の意見」が反映された物語「一緒にアイディアを出し合って...」

2025年3月7日(金)15時16分 スポーツニッポン

 TBSは7日、4月期改編説明会を東京・赤坂の同局で行い、俳優の阿部寛(60)主演の4月スタートの日曜劇場「キャスター」(日曜後9・00)に言及。番組を手掛ける伊興田英徳プロデューサーは、物語について「阿部さんの思いが大変強い」と明かし、阿部とともに練った物語であることを打ち明けた。

 阿部が同枠に主演するのは「DCU」以来、3年ぶり6回目。日曜劇場主演回数トップの田村正和さん、木村拓哉の7回に迫る主演作となる。

 伊興田プロデューサーは「僕も(阿部さんとは)これまで何度かご一緒していますが、新たに阿部さんと一緒に“何か面白いドラマをやりたい”という話をしていく中で、阿部さんが演じたことがない役柄はなんだろう…と考えたときに、『キャスター』はやったことがないよねって話になりまして」と告白。阿部と会話を進めて行く中で「時代劇みたいに『遠山の金さん』のように街に出ていろんな人たちと触れ合いながらいろんな事件を掘り起こして、最後お裁きをする…という物語のように、現代のキャスターとして、スタジオでニュースを通じてお裁きをするというのはどうだろうかと考えました」という意見に至ったと、物語の構想の経緯を明かした。

 「なので、阿部さんの思いが大変強いです」とうなずき「いろんな場面で、さまざまなことを相談しながら、一緒にいろんなアイデアもたくさん出しながら一緒に作っています。今までにない阿部さん、かっこいい阿部さんもあれば、ちょっと茶目っ気のあるところもあったりする。そんな阿部さんが見れるんじゃないかと思っております」と期待を寄せた。

 ドラマはオリジナル脚本で、阿部は公共放送の社会部記者出身の型破りなキャスター・新藤役。民放に引き抜かれ、メインキャスターとして午後11時の低視聴率ニュース番組の立て直しを託される。

 “真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなし。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な男。生ぬるい報道体制を正すことを使命に、闇に葬られた真実を暴いて悪を裁いていく社会派エンターテインメント。

 これまで主演した日曜劇場が高い視聴率を記録している“視聴率男”。視聴率改善の役どころはまさにピッタリだ。

スポーツニッポン

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