藤井聡太王将、防衛4連覇なるか!前局初白星の永瀬拓矢九段が追い上げるか!注目の“深谷対局”始まる/将棋・王将戦第5局

2025年3月8日(土)9時3分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第74期ALSOK杯王将戦七番勝負」第5局が3月8日、埼玉県深谷市の「旧渋沢邸 中の家」で始まった。シリーズは、藤井王将が3勝1敗で防衛4連覇に“王手”をかけている。本局が決着局となるのか、前局で待望の初勝利を飾った永瀬九段が連勝で追い上げるのか。本局の先手番は永瀬九段。

【映像】藤井王将が2手目を指した瞬間の表情

 今年1月に開幕したシリーズも、終盤戦に突入。星取りは藤井王将の3勝1敗と佳境を迎えている。藤井王将は、並行して戦っていた棋王戦五番勝負で、増田康宏八段(27)の挑戦を3連勝のストレートで退け防衛3連覇に成功。タイトル通算獲得数を27とし、谷川浩司十七世名人(62)が保持する歴代5位の記録に並んだほか、タイトル戦で通算100勝も達成。記録づくめの防衛戦となった。本局で防衛を達成した場合、早くも“谷川超え”となるため、本局も大注目の一戦となりそうだ。

 一方、挑戦者の永瀬九段も勢いは衰え知らずだ。前局でシリーズ初勝利を飾った永瀬九段は、順位戦A級リーグ最終局に加えてプレーオフでも連勝。自身初となる名人挑戦を決めた。前局での初勝利に弾みをつけ、本局でも連勝となるか大きな期待が寄せられている。

 第5局の舞台は、埼玉県深谷市。同県での開催は、2015年にさいたま市内で開催された第64期第4局以来10年ぶりとなる。本局は、新一万円札の“顔”となった渋沢栄一の旧邸「中の家(なかんち)」が舞台。市内では関連イベントが多数開催されるほか、地元の食材を使った勝負めし、勝負おやつが用意されるなど、歓迎ムードに包まれている。

 注目の“深谷対局”を制するのはどちらか。目の離せない対局となりそうだ。持ち時間は各8時間の2日制。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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