水のある所に近づいてはいけない… ジェームズ・ワン最新作『ラ・ヨローナ ~泣く女~』予告

2019年3月8日(金)19時37分 映画ランドNEWS

『死霊館』シリーズなどで知られるジェームズ・ワンが新たな恐怖で世界を震撼させる『ラ・ヨローナ 〜泣く女〜』の予告編が解禁となった。



ヨローナとは古くから中南米に伝わる呪われた存在。それは、かつて愛する夫が浮気をしたことにより、女は嫉妬に狂い、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまった女。その後悔から彼女は嘆き苦しみ、遂には正気を失って自ら川に身を投げ、呪いとなってこの世を彷徨っている。ヨローナの涙は今も枯れることはない。彼女は水のあるところに現れる。決して、水のある所に近づいてはいけない。


「僕らがよく観るタイプのホラーとは一線を画した恐怖を描く」とワン自ら新たな恐怖に自信をみせるホラー映画。監督は、『死霊館』第3弾の監督を務めた新鋭マイケル・チャベス。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本ゲイリー・ドーベルマンがワンとともに製作に名を連ねる。主人公のソーシャルワーカーの女性アンナ役にリンダ・カデリーニ、彼女の子どもエイプリルとクリスをマデリン・マクグロウ、新人のローマン・クリストウがそれぞれ演じる。


解禁された予告編では、川辺の事件現場が冒頭で映し出され、リンダ・カデリーニ演じる夫を亡くした二児の母・アンナが2体の子供の水死体を目にするシーンが。「あんたのせいよ!」と発狂し、アンナに詰め寄る亡くなった子供の母・パトリシア。パトリシアはソーシャルワーカーであるアンナの担当であったが、彼女からの助けを求める声を無視してしまい、この事件をきかっけに逆恨みを買ってしまう。


後日、パトリシアに面会すると、「あんたの子供も!いずれ聞くはずよ!あの女の泣き声を…!」という衝撃の言葉を投げかけられ、あの女の名前が“ヨローナ(泣く女)”であることが明かされる。泣く女の呪いをかけられてしまったアンナと二人の兄妹クリスとエイプリル。地元の悪魔祓い・ラファエルの力を借り、泣く女対策をするシーンも垣間見られるが、クリスが窓を閉めようとすると突如強風に吹き飛ばされ、泣く女が手を伸ばして襲い掛かってきたりと衝撃のシーンが次々と展開される。


さらに最後には、一人お風呂に入るエイプリルの背中にヨローナの魔の手がのび水中へ引きずり込まれる映像も…。川やプール、お風呂、そしてトイレ、水たまり、水のあるところに現れるヨローナ。これを見たら決して水に近づけなくなること必至の恐怖の予告編となっている。



映画『ラ・ヨローナ 〜泣く女〜』は5月10日(金)より全国公開


(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.


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