“第2のグザヴィエ・ドラン”と称される新鋭監督の映画が7月公開、バレリーナを夢見るトランスジェンダーの少女が主人公

2019年3月8日(金)17時0分 映画ランドNEWS

“ニュー・ドラン(第2のグザヴィエ・ドラン)”と称されている新鋭監督ルーカス・ドンによる映画『Girl/ガール』が7月5日(金)より公開。ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。



長編デビュー作ながらカンヌ国際映画祭に選出されカメラドール(新人監督賞)ほか3冠を受賞、アカデミー賞外国語映画賞(ベルギー代表)選出、ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネートという快挙を成し遂げ、評論家・観客からは“ニュー・ドラン(第2のグザヴィエ・ドラン)”とも称される、新鋭ルーカス・ドンが監督を務める。


バレリーナになるために奮闘するトランスジェンダーの少女の記事に心を動かされたルーカス・ドンの、“必ず彼女を題材にした映画を撮る”という強い思いから誕生した本作。主演のビクトール・ポルスターは、アントワープ・ロイヤル・バレエ・スクールに通う現役のトップダンサーで、“性別を超越した美しさ”と絶賛され、500人を超える候補者の中から選ばれた逸材。初の映画出演で、彼自身はシスジェンダーでありながらララの繊細な表情や思春期の心の機微を見事に表現し、バレエシーンでは圧倒的なパフォーマンスを見せている。


予告編に映し出されるのは、バレリーナになるために父親と弟と共に新しい街で生活を始めた、期待と不安に揺れる15歳のララ。入学を許された難関のバレエ校で厳しい指導に明け暮れるララの前に立ちはだかるのは、身体の変化によってうまく踊れなくなることへの焦り、クラスメイトから向けられる嫉妬。思春期の葛藤や孤独を抱えながら、刹那的に今を生きるララとその娘を必死に支える父との絆が描かれ、夢に向かって美しく踊り続けるララの姿が胸を打つ映像となっている。



映画『Girl/ガール』は7月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国


(C)Menuet 2018


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