C・イーストウッドが惚れ込んだ史上最高齢の“運び屋”とは?豪華キャスト陣による『運び屋』メイキング特別映像
2019年3月8日(金)12時0分 映画ランドNEWS
3月8日(金)より公開となった映画『運び屋』から、監督・主演を務めたクリント・イーストウッドをはじめとした豪華キャスト陣の特別映像が解禁となった。
今回解禁されたのは、イーストウッドはもちろん、ブラッドリー・クーパーら共演者のコメント満載の特別映像。冒頭では、本作について「興味をそそられる物語に出会うことがある」と真剣な眼差しで語るイーストウッド。ニューヨークタイムズの記事を基にしたニック・シェンクの脚本を読み、この物語に惚れ込んだ彼は、「これは私の以前の作品とは全然違っていた。実話に基づいている」と話し、90歳の運び屋をめぐる前代未聞の実話に驚いたようだ。
一度に最大13億円相当のドラッグを運んだとされる“伝説の運び屋”アール・ストーン。「ロビンフッドになった気分でいた。大金を稼いで、困ってる人たちを助ける」とイーストウッド自身が話すように、まるで慈善家のように援助するユニークなキャラクターに魅せられたと明かす。
また、『アメリカン・スナイパー』以来2度目のタッグとなるブラッドリー・クーパーは、「クリントが役に入り込む姿に感動したよ」と、俳優イーストウッドとの初共演を興奮気味に語る。さらに、巨大麻薬組織の大ボスを貫禄たっぷりに演じたアンディ・ガルシアも、「クリントは、俳優の夢だよ。彼の作品も、俳優としても…」とイーストウッドとの初仕事に喜びを隠せない。
「頭でなく心の声を聞くことだ。そしてキャラクターの感情を観客に届ける」と、登場人物の心情を通して、様々なメッセージを伝えることが最も重要だと話すイーストウッド。さらに、アール・ストーンについて「人生には、越えるべき障害がある。彼は限界を超えてしまったんだ」と意味ありげな言葉で締めくくっており、本作の本髄に触れた貴重な特別映像となっている。
映画『運び屋』は全国公開中
(C)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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