有村次郎(浜野謙太)が教えてくれる大切なこと…雅弘(宮世琉弥)の背中を押すのは? 『問題物件』第9話

2025年3月9日(日)12時31分 マイナビニュース


不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を解決していくフジテレビ系ドラマ『問題物件』(毎週水曜22:00〜)。12日に放送される第9話(※FODで先行配信中)では、「天使の棲む部屋」に潜む謎を解いていく。
○「天使の棲む部屋」は「罪人が100人自殺した館」
何者かに連れ去られた犬頭光太郎(上川隆也)は、とある部屋に監禁される。そうとは知らないままの若宮恵美子(内田理央)の元に、有村次郎(浜野謙太)から犬頭が行方不明だと連絡が入る。そこへ片山芳光(本多力)から大島雅弘(宮世琉弥)と恵美子に「天使の棲む部屋」についての調査依頼の連絡が入る。長野県にあるそこは、「罪人が100人自殺した館」だという。今までとはスケールの違う得体の知れなさに、恵美子を心配する雅弘だったが、ついていくこともできない自分を歯がゆく感じる。
恵美子が調査依頼を受けた洋館に到着すると、オーナーの襟岡真都(忍成修吾)が出迎える。襟岡に館の中を案内されていると突然現れたのは…。
一方、雅弘の元にも突然有村がやってきて、一緒に「天使の棲む部屋」の謎を調べることに。有村の入手した警察の内部情報によると、一度逮捕され法廷で無罪を勝ち取った人間が、この館で自ら拳銃で命を絶つという事件が相次いだという。
そんな中、堀幹彦(佐戸井けん太)、織山仁(加藤諒)、馬場亜紀(菅野莉央)が宿泊客として館へやってくる。そして彼らは遅れているもう一人の客・富沢辰也(小久保寿人)を待っていた。事故で電車が止まり、館を調査中の恵美子は帰る手段をなくしてしまう。館に泊まることになった恵美子は、彼ら4人がここに集まった恐るべき理由を知り…。
○「“こんな”なんて言わなくてもいいんじゃないか」
犬頭が毎回調査を持ちかける元刑事の探偵・有村次郎。探偵を生業としているというが、いつも派手な衣装を身にまとい、尾行や張り込みではまず目についてしまうであろう。強烈なインパクトと個性には、恵美子もはじめは若干押され気味だった。しかしその独特のペースと雰囲気にもすっかり慣れ、元刑事の情報網とリサーチ力に今ではすっかり信頼をおいている。前回も「ワンチーム」だと情報を共有しあって事件を解決した。そんな有村に、恵美子は写真を撮った人物に関して調査を依頼する。
調査にまだ進展はないようだが、恵美子が洋館に出向いている間に有村は雅弘の家を訪れる。犬頭からの依頼だというが、その居心地の良さにすっかり満足し、こともあろうに、夕食までごちそうになり、そのまま泊まることに。
雅弘は、1人で洋館に向かい、泊まることになってしまった恵美子のことが心配のようだ。有村は「そんなに心配ならついて行ってやればよかったのに」と言う。「でも僕こんななんで」と自分の足が不自由なことで躊躇する雅弘に対して、「“こんな”なんて言わなくてもいいんじゃないか」と、同様に車椅子生活の自分の親戚の話を持ち出す。初対面なのに家ではすっかりくつろぎ、しまいには「雅弘」と呼び捨てする有村。だが、車椅子生活だからとか、元社長の息子だからとか、変に自分に気を使うこともない言動に、むしろ雅弘は心を開いたのかもしれない。
我々も相手の見た目や地位を気にして、思ったことを伝えられないことが日々ある。そんなことにとらわれず、相手が一歩踏み出せるようなアドバイスをすることも大切なのだと有村の言葉に感じた。
そして2人の距離は縮まり、雅弘も自分ができることを探して調査に協力することを決める。どうやら雅弘も加わって新たな「ワンチーム」が結成されたようだ。雅弘が前に進むきっかけを作るのは恵美子か、はたまた犬頭かと思っていたが、背中を押すのは、もしかしたら有村なのか…?
一方、何者かに連れ去られた犬頭。同じ頃犬太の姿も見えなくなっていた。犬頭と犬太の関係がやはり気になる。そして洋館を訪れた恵美子は、オーナーにさすがプロと褒められ、すっかりやる気になる。そして早々に「見えた!」ようだが…。
「今回の事件はいつも以上に難解だ」という犬頭と「これはとんでもない話だ」と何かに気が付いた雅弘と有村。事件の真相とは。

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