石原慎太郎氏は「昭和で絶滅した勘違いおじさん」?

3月9日(木)7時0分 NEWSポストセブン

石原慎太郎氏に疑問を呈するオバ記者

写真を拡大

 女性セブンの名物アラカン記者“オバ記者“こと野原広子が、世の不条理に物申す! 今回のターゲットは石原慎太郎元東京都知事です。


 * * *

 いや、すごいねえ。あのスター、石原慎太郎元都知事が、豊洲市場問題で百条委員会に呼び出されるんだもの。うそついたりしたら刑罰がつくって、私らオバさん感覚でいえば“お白州”だよ。


 そこに、「絶好の機会。喜んで行きます。逃げるのがいちばん嫌い」と84才の、なんとまぁ威勢のいいこと。


◆オバさんと世間話をして、最も似合わない人


 これもスターの素質だと思うけど、この人、わきが甘いというか、いつもチョロッと余計なひと言を言うんだよ。


 昨年の夏、舛添要一前都知事がその座から滑り落ちたときは、「彼は何回も結婚したり離婚したりしてお金がないので気の毒だ」と。


 2001年秋の雑誌インタビューでは、「これはぼくが言ってるんじゃなくて…」と断りを入れつつ、「文明がもたらしたもっともあしき有害なものはババアなんだそうだ。女性が生殖能力を失っても生きてるってのは、無駄で罪」と。


 そして、昨年夏の都知事選では、小池百合子氏を「大年増の厚化粧」と──。


 さすがの男っぷり。東京広しといえど、私らオバさんと世間話をして、これほど似合わない人もいないんじゃない? なのに私は、この手の言動に本気で腹が立ったことがないの。昭和で絶滅したはずの“勘違いおじさん”が、大手を振って歩いているのはむしろ笑っちゃう。


◆細木数子さんに「孫が日本を救う」と言われ、メロメロに



 そんなことより在任中に強烈な印象を残したことがある。それは、2004年7月10日に放送された『石原慎太郎 細木数子、THEスペシャル!細木数子&みのもんた絶対!!幸せになろうよ』(日本テレビ)よ。視聴率が21.7%だったから、覚えている人も多いんじゃないかな。


 まず石原氏は登場するなり、「こんなおっかないオバさん、嫌だよ」と、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの細木数子さんに毒づいたんだよ。それなら、なぜ出てきた?


 前の年、自身最高の得票率で東京都知事に再選した人の不機嫌に、細木さんもなんとなく緊張して見えたっけ。


 ところが、当時石原氏が旗を振っていた銀行事業が「大成功します」と断言されてから、明らかに頬がゆるんでね。


 挙げ句、都知事を辞めたら、日本国家のあり方や進む道について執筆することを勧められ、「その思想で日本を救う人物が、4人の息子の孫の中から出てきます」と言われたとたんよ。“破顔一笑”ってこういう顔かと思ったね。まさに正体見たり。


 正直、私が石原氏に期待したのは、東京の顔。外国に行って負けないだけの“はったり”。だから飛行機のファーストクラスに石原氏が座っても、「ま、スターだからね」で済んだのよ。随行員が多いのも、ギリギリセーフ。


 でも“画家”の四男に、もっともらしい肩書をあてがった上で、都の予算をつけて海外出張させたらアウトだと思うよ。その絵を「いい絵」なんて、親バカじゃ済まないって。スター政治家のいた時代の終わりは、とっくの昔に始まっていたんだね。


※女性セブン2017年3月23日号

NEWSポストセブン

「石原慎太郎」をもっと詳しく

「石原慎太郎」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ