松本梨香、龍に扮して江の島を案内 馴染み深い場所の音声ガイドに喜び「うれしい」

2025年3月10日(月)10時0分 マイナビニュース


『ポケットモンスター』のサトシ役をはじめ、数々のキャラクターを演じてきた松本梨香。声優だけでなく、女優や歌手としても活動し、近年では演出も手掛けるなど、その活躍は多岐にわたる。本日10日から音声ARアプリ「SARF」で配信開始された観光RPG(ロールプレイングゲーム)型コンテンツ「音解きトリップ:江の島編 ー 声響く島、龍の秘宝 ー」では、参加者を声で導くナビゲーターを担当。松本にインタビューし、ナビゲーターを務めた感想や江の島にまつわるエピソードなどを聞いた。
○龍役は「得意な役どころ」 演じる際は親しみやすさを意識
「音解きトリップ:江の島編」は、利用者が松本演じる龍の声に導かれながら、ゲームの主人公になった気分で江の島を冒険し、島の歴史や文化を知ることができる謎解きコンテンツ。松本は、以前から音声ガイドをやってみたいという思いがあり、オファーを受けたときはとてもうれしかったという。
「日本全国、そして海外も27カ国でライブをやらせてもらっているんですけど、各地で博物館などを訪れると音声ガイドのナビゲーターをやっている方がいて、私もやりたいなと思っていました。誰かに寄り添って謎解きのサポートができるというのはすごくうれしいなと。参加した方たちが私と会話をし、遊びながらいろんな事を伝えられると思っただけでワクワクしました」
龍役については馴染みがあり、すんなり演じることができたと収録を振り返る。
「アニメーション『ピグマリオ』という作品をはじめ、ずっと龍の役を演じることが多かったので、得意な役どころです」
龍を演じる際は親しみやすさを意識していると明かす。
「龍は架空の存在で実際には見たことはないのに、みんな龍があたかもいるみたいに感じている。なので、身近に感じてもらえる存在でありたいなと。今回も友達と一緒に江の島を巡っているような親しみ感を出そうと意識しました」
○江の島は馴染みの海岸「すぐそこの近所に出かける感じ」
松本は横浜出身で、江の島はよく訪れる場所だという。
「ちょこちょこ行っています。休みになったらドライブに出かけたりするんですが、江ノ島は、すぐそこの近所に出かける感じ。今年も1月に行きました。学生の時、みんなで電車に乗って江の島に行って泳いで、海の家でラーメンを食べたり、焼きそばを食べたり。小さい頃から馴染みの海岸という感じ。花火大会は何回も行きました」
お気に入りのスポットも聞いてみた。
「江島神社や洞窟はよく行きます。あと、引き潮のときにしか見られない亀の石も好きです。浦島太郎に助けられた亀が化石になっているとも言われていて、それを見るといいことがあるような気持ちになって楽しくなるんです」
そんな自分にとって身近な場所のガイドを務められたことに、「うれしい」と改めて喜びを噛みしめる松本。「友達を誘って私も江の島でやりますよ! 龍の帽子でもかぶって行こうと思います」と満面の笑みを見せていた。
■松本梨香
横浜市出身。幼少期からミュージカルや2.5次元舞台に立つ。名作アニメや海外映画に声優として多数出演。アニメ『ポケットモンスター』サトシ役が有名で、自身が歌う主題歌はダブルミリオンを記録、その歌声は世代を超えて海外のファンをも魅了し続けている。女性として初めて仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊、ウルトラマンのオープニングやエンディングを歌う。日本政府よりクールジャパン広報大使に任命される。近年は音響監督や舞台演出も務めるなどマルチな才能を発揮。昨年はエッセイ「ラフ&ピース」を出版。5月25日には横浜市南公会堂にてデビュー40周年記念ライブを開催予定。9月11日〜14日には神奈川芸術劇場・大スタジオにて主演と演出を務める舞台『ナビゲーション』が控えている。

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