震災14年『3.11防災花火』都内などで打ち上げ 場所3ヶ所&花火デザインに意味、ゆうちゃみも参加へ【概要】

2025年3月10日(月)8時38分 オリコン

『3.11防災花火』

 東日本大震災から14年となるあす11日、首都圏3ヶ所で「花火」が打ち上がる。LINEヤフーが『3.11防災花火』として実施し、被災者を追悼し、震災を風化させずに未来の防災につなげる取り組みとなる。

 LINEヤフーが実施した「避難場所の理解度に関する調査」では、「災害発生を気にかけている人」は約9割である一方で、実際に災害が起きた際の一次避難先である「避難場所」の正確な場所を把握している人は約3割しかいないことがわかった。さらに、「避難所」と「避難場所」の違いを知らない人は約7割だった。

 こうした背景を踏まえ、11日午後7時から、明治神宮外苑・東京都立駒場高等学校・川崎市河川敷の3つの「避難場所」から花火を打ち上げる。「避難場所マーク」をモチーフにデザインしたオリジナル花火を開発。明治神宮外苑では、約8分間でオリジナル花火を含む合計220発の花火の打ち上げを予定する。

 「避難場所の設置距離」と「打ち上げ場所から花火が綺麗に見える距離」の目安が同じ約2キロ以内であることから、自宅周辺から防災花火が綺麗に見えた人は、花火の打ち上げ場所が自分の避難場所の1つであるとわかる。

 打ち上げの様子は全国に向けてライブ配信。明治神宮外苑では花火の打ち上げ前に、タレントのゆうちゃみをゲストに迎え、防災の専門家と防災について学ぶトークセッションも実施する。

 あわせて、特設サイトでは、自宅周辺の避難場所を簡単に調べられ、避難場所・避難所の違いなどを学ぶことができる。

■ゆうちゃみコメント
私は3.11の東日本大震災が起きたときはまだ9歳で、当時は日本で何が起きてしまったのかまだよく理解できていませんでした。近年も日本で大きな地震が起きたり、震災を経験したことにより昔に比べると皆さんの防災意識も高まっていると感じます。今回の「3.11防災花火」は追悼の花火を見ながら、防災について知れるとても素敵な企画です。
ぜひ当日花火を楽しんでください!そして、避難場所を知る機会になれば嬉しいです。

■『3.11 防災花火』概要
日時:3月11日(火)午後7時打ち上げ開始
打ち上げ時間:午後7時〜7時8分(約8分間)※明治神宮外苑会場
ライブ配信時間:午後6時30分〜7時15分
打ち上げ場所:明治神宮外苑、東京都立駒場高等学校、川崎市河川敷
花火内容:
明治神宮外苑:LINEヤフーオリジナル2.5号玉20発含む約220発
東京都立駒場高等学校:約75発
川崎市河川敷:約200発

※ 雨天決行 荒天時中止 当日の天候によって、開始時間が変更になる可能性もございます。
※本会場には一般観覧席を設置しておりません。会場周辺で花火をご覧になる場合は、近隣住民への配慮を心掛けていただくようお願い申し上げます。

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