JYJユチョン 明かされた「一家離散」と「兄弟の絆」

3月10日(木)7時0分 NEWSポストセブン

兵役中のユチョンからの手紙に弟がテレビで号泣

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「兄さん、ごめんよ…。本当にありがとう…」。感情がこみ上げ、カメラの存在も忘れて泣き崩れる。2月26日、韓国のバラエティー番組『ジャングルの法則』に出演したパク・ユファン(25才)。兄からの直筆手紙が読み上げられると、彼は人目もはばからず嗚咽した。ユファンの兄は、アジアのスター、JYJユチョン(29才)である。


 役者人生を邁進するユファンにとってバラエティー番組出演は初めて。現在兵役中の兄は、多忙な国務を果たしながら常に弟を思い続けていた。この日、慣れないバラエティー番組に奮闘する弟へ、ユチョンから手紙が届いた。


《まず、バラエティー番組初出演、心からおめでとう。ぼくが本当に好きな『ジャングルの法則』だなんて。本当におめでとう。きみに書く初めての手紙だから、慣れてなくてちょっと恥ずかしいけど…。この手紙を読む間、きみのつらかった一日をよく締めくくれる時間になったらと思う。


 今、兄さんがお前に何を助けてあげられるかわからないけど、ぼくも今の場所で頑張るから、きみも頑張ってね。時には怪我をして血が出たり、痛くて歩けない時もあるだろう。そんな時はきみのことを応援している家族を思い出して元気を出しておくれ。とても愛してるよ。今日も本当にお疲れ様。きみの兄、ユチョンより》


 女性MCが手紙を読み上げると、ユファンは号泣。やっとの思いで彼が話し始めたのは、兄弟の悲しい過去だった。


「ぼくたちは、3年前に父を亡くしているんです…」

「兄が私にとっての父だった」


 ユファンのデビュー間もない2012年3月14日、ソウル市・江南に住む父親が持病で亡くなった。韓国のスポーツ紙記者が振り返る。


「葬儀場では亡き父の遺影をユチョンが抱き、ユファンは位牌を持ってうつむいていました。2人とも泣きはらして、やつれきってしまっていて…。報道陣がもらい泣きするほどでした」


 兄弟にとって、父親との関係は特別なものだった。ユファンが番組でこう続ける。


「父とはとても仲がよかったんです。でも、幼い頃アメリカに行って、両親が離婚してしまった。悲しいけどぼくは、父と一緒に多くの時間を過ごすことができなかったんです…」



 一家が辿った苦渋の過去に、ユファンが触れたのは初めてのことだった。1998年、IMF危機の影響で家計がどん底に落ちたユチョン一家は、新たな仕事を求めてアメリカに移住した。だが、言葉もわからないためユチョン兄弟はアメリカの学校にうまくなじめなかった。救いとなるはずの家にも不幸が訪れた。以前からけんかの絶えなかった両親は、渡米後に離婚。一家は離散した。


「ユチョンとユファンは母親に引きとられました。女手一つで子供2人を育てるため、母親は夜遅くまで働き詰めだったそうです。それでも生活は苦しく、兄弟は毎晩カップラーメンを食べて飢えをしのいだといいます」(前出・韓国のスポーツ紙記者)


 このままでは自分のせいで子供の未来が犠牲になる——悩んだ母は、離婚した父親と話し合い、兄弟は父親の元で暮らすことになった。高校に上がると、ユチョンは家計を助けるべく工事現場などで肉体労働に励んだ。全ては弟のためだった。ユチョンはかつてインタビューでこう語っている。


「弟にだけはぼくと同じ思いをさせたくなかった。バイトで貯めたお金で、弟が必要なものは全て買いました。学校の送り迎えもぼくがやっていたんです。たぶんぼくは、両親にやってほしかったことを、弟にしてあげようとしたのだと思います」


 ユチョンが東方神起としてデビューした2004年当時のこと。まだ中学生だった弟は、精一杯の背伸びをして兄にブレスレットをプレゼントした。


「ユチョンの左腕には、今も一日も外すことなくそのブレスレットがつけられています。撮影時に衣装のイメージと合わなくても、これだけは絶対に外さない。苦楽を共にしてきた兄と弟の、愛の結晶なのです」(韓国芸能関係者)


 東方神起の人気が不動のものとなった2008年、ユチョンは母と弟をアメリカから韓国に呼び寄せた。以来、ユチョンは変わった。


「弱音を吐かなくなりました。ぜんそく持ちのユチョンは体が弱くて。あそこが痛いここが痛いって、インタビュー中も“ヘタレキャラ全開”だったんですが、一切そういう話をしなくなった。俳優業にも挑戦し、自信がついたのでしょう。泣かなくもなった。以前のユチョンは、ライブでも必ず最後に感極まって泣いてしまうキャラだったのに。母と弟が見ていますからね。強い兄としての姿を見せたかったのでしょう」(前出・韓国のスポーツ紙記者)


※女性セブン2016年3月24日号

NEWSポストセブン

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