次期朝ドラ「あんぱん」福岡出身・今田美桜 土佐弁に「苦戦」初回冒頭“晩年”北村匠海と老けメークも披露
2025年3月10日(月)12時55分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務め、今月31日にスタートする次期NHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の第1週が完成し10日、東京・渋谷の同局で試写会が行われた。今田と漫画家・やなせたかし氏をモデルにした、のちの夫役を演じる俳優・北村匠海(27)が出席。「ほいたらね(別れのあいさつ)」など話題を呼びそうな土佐弁について、今田は「(方言指導の)先生に付きっきり。ずっとテープを聴いて(練習しました)。私も九州出身ですが、(博多弁と土佐弁はアクセントが)ちょっと違う。凄く苦戦しました」と苦闘ぶりを明かした。
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を生み続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・小松暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。中園氏は2014年度前期「花子とアン」以来2回目の朝ドラ脚本。今田は21年度前期「おかえりモネ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。
また、2人が初回冒頭で“晩年のシーン”に挑み、老けメークも披露することも判明。制作統括の倉崎憲チーフ・プロデュサーは「2人(の実年齢は)は20代。(シーンは50代設定のため)見た目も、なるべくリアリティーに近づけたいと思い、特殊メークを使いました」と意図を説明した。
2人がどのような人生を歩み、晩年に至るのか。北村は「想像の中でやるしかなかったですけど、逆に言うと、もう楽しむしかないと思って」と振り返った。