アニメ監督・山本寛氏が破産 過去作品の制作費1億円の支払い求められ

2019年3月11日(月)17時32分 BIGLOBEニュース編集部

画像は山本寛氏オフィシャルブログ スクリーンショット

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「かんなぎ」や「Wake Up, Girls!」などで知られるアニメーション監督の“ヤマカン”こと山本寛氏は11日、破産手続きの開始決定がなされたことを自身のブログで公表した。


山本氏の代理人弁護士の報告書によると、これまで山本氏とウルトラスーパーピクチャーズ社は、過去のアニメ作品の制作費負担について協議を続けてきたが、ウルトラスーパーピクチャーズ社が債権者として山本氏の破産手続開始を申し立てを行った。1億円余りの債務の一括支払いは難しいことから、山本氏の破産手続開始が決定された。


一方、山本氏が現在製作中の劇場版アニメーション「薄暮」には、今回の破産手続開始決定は影響しないとのこと。クラウドファンディングで集めた製作資金はトライライトスタジオが管理しているため失われることがなく、スケジュールも順調に進んでいるとしている。


なお、ウルトラスーパーピクチャーズ社は、かつて山本氏が設立したアニメ制作会社・Ordetを傘下に持つ企業。山本氏はOrdetで多くの作品を手がけており、「過去のアニメ作品」が何にあたるのかは現時点では不明。山本氏は、「なんで制作費が会社じゃなくてヤマカンの債務になってるんだろう」というTwitterの質問に「まぁ後でお話します」と返答している。

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