“ディズニープリンセスの原点”白雪姫 誕生から88年経った今も人々を魅了する理由とは?
2025年3月11日(火)17時30分 クランクイン!
“白雪姫”といえば、雪のように純粋な心の持ち主。美に執着する女王に命狙われるも、その純真無垢な心で、森の中で出会った動物たちや7人のこびとたちと心を通わせ、奇跡を起こしていく。思いかえしてみれば、ディズニーが最初に世に贈り出したディズニープリンセスがこの“白雪姫”だ。後に続く魅力あふれるディズニープリンセスたちの原点となったのが彼女で、誰もが想像するディズニープリンセスのブランドを確立した存在ともいえる。
まだ見ぬ世界に恋焦がれ、海の外へと飛び出していった『リトル・マーメイド』の“アリエル”、強い自立心を持ち、王国の危機に立ち向かった『アラジン』の“ジャスミン”、外の世界への憧れを胸に、塔を飛び出してた『塔の上のラプンツェル』の“ラプンツェル”、運命に悩みながらも、心の声に従い広大な海へと繰り出した『モアナと伝説の海』の“モアナ”、過去のトラウマを乗り越え、ありのままに生きることを選んだ『アナと雪の女王』の“エルサ”…白雪姫の後に誕生してきたディズニープリンセスたちは、それぞれ個性は違えど、みな白雪姫同様に美しい心を持っていた。そして、そんな彼女たちの真っすぐな思いが、どんな時も、周囲を動かすキッカケとなっていた。“白雪姫”というプリンセスが世界中の人々を強く惹き付ける存在だったからこそ、彼女の魅力を受け継ぎつつ、また違った魅力をまとった他のディズニープリンセスたちが生まれ、彼女たちもまた、世界中のファンたちを魅了し続けている。
ディズニープリンセス誕生に欠かせない“白雪姫”の物語をミュージカル版で描くのが、実写映画『白雪姫』。『アメイジング・スパイダーマン』『(500)日のサマー』のマーク・ウェブが監督を、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の作曲を手掛けたパセク&ポールが音楽を担当する。
物語の舞台は、かつて優しさと光であふれていたとある王国。しかしその王国は、白雪姫の父が治めていた頃からすっかり変わり果て、邪悪な女王によって、闇に支配されてしまっていた…。雪のように純粋な心を持つ主人公・白雪姫は、そんな王国を憂い、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国を取り戻したいと願う。女王から逃れようと迷い込んだ先にあったのは、動物たちや7人のこびとたちが暮らす不思議な森——。誰もが希望を失いかけた時、外の世界へいざなってくれた運命の人ジョナサンや、個性豊かな仲間たちと力を合わせ、白雪姫が起こした素晴らしい奇跡とは…?
白雪姫を演じるのは、『ウエスト・サイド・ストーリー』でゴールデングローブ賞主演女優賞に輝き、抜群の歌唱力を誇るレイチェル・ゼグラー。そして、白雪姫のプレミアム吹替声優を、ミュージカル『ピーター・パン』の10代目ピーター・パン役で女優デビューし、以降多方面で才能を発揮してきた吉柳咲良が務める。先日、日米の白雪姫が一夜限りの夢の共演を果たし、劇中歌「夢に見る〜Waiting On A Wish」を生歌唱。その美しい歌声で会場中を一瞬で虜にしただけでなく、アニメーション版のファンたちからも、「レイチェル・ゼグラー、所作がプリンセスそのもの」「咲良ちゃん、歌声も人柄も白雪姫にぴったり」「透明感ある歌声がプリンセスすぎて驚いた」などと絶賛の声が相次ぎ、ミュージカル版の“白雪姫”にも注目が集まっている。
映画『白雪姫』は3月20日に全国劇場にて公開。