ダイアモンド☆ユカイが語る不妊治療と「オレ流子育て」

3月11日(金)11時0分 NEWSポストセブン

「オレ流子育て」を語るダイアモンド☆ユカイ

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 育児をする男性を“イクメン”などと呼ぶことが多い昨今。なかには、まるで流行のアクセサリーのように“イクメン”という肩書を喜ぶ男性もいるようだが、そんな状況に違和感を抱いているのがダイアモンド☆ユカイ(53才)だ。47才で初めてパパとなったユカイは、6才の長女と4才の双子がいる3児の父。10月開幕の『ミス・サイゴン』など、精力的に舞台を行う一方で、今月9日にカバーアルバム『RespectIII』を発売した。


「子育ても手伝うけど、オレは自分がイクメンだと思ったことはないんだ。子供を授かった喜びを毎日かみしめていますよ」(以下「」内全てユカイ)


 その背景には、夫婦が二人三脚で挑んだ不妊治療がある。ユカイは「閉塞性無精子症」だった。精子は作られているが輸送路となる精路に問題があって、放出されない。治療では、精子を採取して凍結保存し、妻から採取した卵子と顕微授精を行い、妻の体内に受精卵を戻す。それは妻側にも大きな肉体的負担を伴う治療で、高額な費用を伴った。


「オレにとっては2度目の結婚だったし、ファミリーを持つべく結婚したので、自分のせいで子供が授からなくてつらい思いをしている妻を見ると心苦しかった。人生=不妊治療みたいな日々になってしまった。金銭的にも肉体的にも精神的にもドン底に落とされて、何でもないことで夫婦間がギクシャクしちゃって。離婚するかまで追いつめられたことも1度ではない。疲れ切って、夫婦で話し合って1度は子供を諦めることにしたんだ。でもしばらくしたら妻が、『私、もう1度だけ悔いが残らないように挑戦したい』と言い出したんです」



 そしてはるばる男性不妊治療の第一人者の北九州の『セントマザー産婦人科医院』に足を運んだ。ただ今回は旅行がてらリラックスした気持ちで臨み、そのことがよかったのか、3度目のトライで長女の新菜(ニーナ)ちゃんを授かった。


 続けて、匠音(ショーン)くんと頼音(ライオン)くんが誕生。そんな道のりを経て授かった子供たちを前に、ロックで破天荒な生活が激変した。深夜まで仕事があっても、毎朝6時には起きる。朝食は家族全員で囲むのがユカイ家の掟。


「双子の2才の誕生日は舞台で公演先に泊まっていたけど、その朝だけ帰ってパーティーをした。体力的には大変だよ。例えばツインズにミルクを飲ませるのを“二刀乳”なんて言って楽しむのが、オレ流。実際はすごくしんどいけど、気分で乗り切ってる(笑い)」


 最初は失敗した新菜ちゃんの沐浴も、めげずに何度も挑戦して“沐浴キング”と自賛するまでに上達。ただし、やみくもに子育てに手を出すのではなく、妻とは話し合う。


「親として子供に何かやってやりたいと、自然に気持ちが動くんだけど、すごく不器用なんで。老眼鏡をかけて息子の爪を切っても、深爪して血が出ちゃうしさ。やっぱり妻とちゃんと話し合って、『これはオレが頑張ってやる』とか話し合いのもとでやらないと、逆に迷惑をかける。ウチは子供が3人もいるし、それでなくても主婦は忙しいよね。妻に『私には休暇はありません』と言われて、『そうだよな』って」


 3才まではむやみに叱らないなど、教育方針もひとつひとつ夫婦で話し合う。壁に落書きをした幼い息子をつい叱ってしまった際には妻に諫められたが、素直に聞くこともできた。「いつもじゃないけど、子供について話し合うことが増えて、ダメ出しされても、反発しないで耳を貸せるようになった」と変化を語る。


※女性セブン2016年3月24日号

NEWSポストセブン

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