港区のIT会社 従業員がキンコン西野を誹謗中傷 謝罪 処分へ「倫理感をもった情報発信を再教育」

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　東京・港区に本社を置くIT企業「株式会社SHIF」はT12日、X（旧ツイッター）を更新。従業員が、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣（44）に対し不適切な投稿を行ったとして謝罪した。

　西野は11日に、お笑いコンビ「ダウンタウン」浜田雅功が体調不良のため休養に入ることを受けて「また、お二人に会いたい」と投稿。この投稿に対し、従業員の澤江悠介氏が「西野は大阪の平日ガラ空きの映画館で、3つの席を陣取って、スター気取りでフォレストガンプを寝転んで見てた笑　大阪人の青春時代は、皆ダウンタウンの真似して横柄でした」などと引用で投稿した。西野はこの投稿をキッパリと否定した。

　澤江氏は、西野について投稿したアカウントに「株式会社SHIFT」と自己紹介を入れていたため、同社は公式アカウントを通じ「この度は、弊社所属の従業員による軽率な行動により、非常にご不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。「当該投稿について、本人より経緯を確認いたしました」といい「従業員の行動を十分に管理できていなかったことを反省すると同時に、西野様からのご指摘事項を深く受け止めております」と説明。「弊社としても、誹謗中傷というあってはならない思考、言動の改善について、本人へ促したうえで、本日午前中に処分を決定し、対応いたします」とし、「上場企業として、すべての従業員への早急かつ徹底した再教育を実施し、二度と同様の事象を起こさぬよう、倫理感をもった情報発信につとめてまいります。改めて、西野様、関係各位の皆様に謝罪申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。

　また、澤江氏は東京・墨田区の情報経営イノベーション専門職大学の客員准教授を務めていたとして、同大学の学長・中村伊知哉氏もSNSを通じて謝罪。「当該客員准教授との契約を解くとともに、学長としてお詫び申し上げます」と契約解除を発表していた。