“きみ棲み”桐谷健太の標準語に「ムズムズする」ワケとは

3月13日(火)16時0分 NEWSポストセブン

桐谷健太の標準語に違和感?

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 自己評価が極めて低いために他人の前で挙動不審になってしまう主人公が、2人の対照的な男性の間で揺れ動く姿を描いた連続ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)。ヒロインの恋人を演じる桐谷健太(38)に「なんかムズムズする」というのはコラムニストのペリー荻野さんだ。その理由は“言葉”にあるという。ペリーさんが解説する。


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 今シーズンのドラマも軒並み最終章へと突入する今日この頃。TBS『きみが心に棲みついた』も回を追うごとに緊迫が高まっている。そんな中、このドラマで桐谷健太を見ると、なぜかムズムズしてくるのである。


 桐谷の役は、いつもおどおどして挙動不審な行動をしてしまうヒロイン今日子(吉岡里帆)の恋人吉崎。しかし、今日子には元カレで今は会社の上司として彼女の心を支配しようと迫る星名(向井理)がじわじわと迫っている。そこに、星名を好きな彩香(石橋杏奈)が強烈なジェラシー攻撃をかまし、四角関係が過激な展開の予感!?


 向井は『あなたのことはそれほど』の東出昌大のごとく、「いい人」キャラを捨ててきてるし、石橋杏奈も同じ社内であの嫉妬顔は露骨すぎでしょ、と思えるなど、ムズムズ突っ込みたいキャラは多いのに、桐谷に一番ムズムズする理由は何か。それは関西弁じゃないからだ。



 桐谷といえば、トークやバラエティーなど素のしゃべりは関西弁が基本。しかし、このドラマでは雑誌編集者として、ハイテンションな漫画家(ムロツヨシ)に付き合わされ、その合間に今日子に「また忙しくなるね」と優しく語りかけ、「今日子の首がなんか寒そうだから」とネックレスをプレゼントしたりする。標準語モードのいい男なのである。なんかムズムズする…。


 もちろん、これまでの出演作品も多くが標準語モードなのだが、このドラマで特にムズムズ感が強いのは、今日子の上司八木役で鈴木紗理奈が出ているからだろう。八木は、星名に圧力をかけられて混乱する今日子に「全然大丈夫ちゃうやんか」と超自然な関西弁モード。そうそう桐谷といえば、これと同じノリでしょ! もっとハジけていいから! つい映画『火花』みたいな桐谷を思い出す。関西弁の桐谷健太が「心に棲みついている」のだ。


 もうひとり、もっと関西弁で話す姿が見たいと思ったのは、北川景子である。北川は今年、大河ドラマ『西郷どん』の篤姫役。ドラマの中では「篤といいもす」と自己紹介するなど、薩摩弁を披露している。しかし、出身は関西で主演の鈴木亮平とも近い場所だという。先日出演した『あさイチ』では、『西郷どん』の現場は、鈴木も塚地武雄もいて、「せやな」「頼むで」などと舞台裏では関西弁が飛び交っていると話していた。


 そこですかさず大阪出身の有働由美子アナが今日は関西弁で話しましょうとナイスな提案。食欲旺盛で朝からパンとごはんを食べるという北川に「ふつう、どっちかちゃう?」と語りかけるものの、生放送の緊張のためかなかなか北川の関西弁スイッチは入らず。残念。


 鈴木亮平には関西弁モードだと「別人」「ふつうの地元の子やん」と言われていた。自身もノリ突っ込みも大好きで、「クールビューティーと言われるが、どこかそうなのか」と素顔との違いを告白。まだまだ私たちは素顔の北川景子を知らないのである。いつか関西のおばちゃんモードになってクールビューティー崩壊の瞬間を目撃することになるのか。でも、その時、一番笑っているのは本人かも。きっと、そうだ。

NEWSポストセブン

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