フジテレビ CM激減のなか『R-1』に片瀬那奈勤務の企業CMが流れた理由
2025年3月15日(土)6時0分 女性自身
3月12日、フジテレビが4月期のタイムテーブルを発表した。
例年は春の改編発表会見を3月上旬に開催していたが、今年は行われなかった。中居正広(52)の女性トラブルへの対応が問題視され、多くの広告スポンサーがCMを差し止め、その対応に追われて、番組編成が確定するのが遅れたことが原因だという。
日曜ゴールデン帯の『千鳥のクセスゴ!』が終了し、『千鳥の鬼レンチャン』が2時間番組に拡大。日曜の朝9時に放送されているアニメ『ONE PIECE』が4月から日曜午後11時15分放送の枠に移動するなどの変更があった。
中居の女性トラブルの余波が今もなお続いているフジテレビだが、手を差し伸べる企業も。
3月8日に放送された、ピン芸人No.1を決める『R-1グランプリ2025』(フジテレビ系)のCM枠では、ACジャパンや同社番組のPR映像が多く放映された。そんななか、靴やファッションの通販事業を運営しているロコンドのCMがオンエアされていたのだ。同社は、片瀬那奈(43)が社員として働いていることでも知られている。
片瀬は’21年9月、長年所属していた事務所を退社し、以後、フリーで活動。YouTuberやタレントとしても活動する傍らで傍らで、’22年12月から同社の社員になっていた。今回、『R-1グランプリ』で流れたCMにもメインで出演している。
ロコンドが『R-1グランプリ』にCM出稿した理由について、放送当日に同社の社長・田中裕輔氏が自身のXでこう明かしていた。
《報告遅れましたが、以前CMでお世話になった霜降り明星さんが出ているので、R1グランプリのスポンサーになりました まだ流れてないので8時以降になるかなと思います》
ロコンドは‘19年3月に霜降り明星をCM起用しており、『R-1グランプリ』で霜降り明星がMCを務めていたため、スポンサーに名乗り出たのだという。
番組放送中には、せいや(32)が「まだまだR-1はスポンサーさんを募集しています」と言い、これに粗品(32)も「多い方がいい」と同調して笑いを誘う一幕も。
またロコンドの社長・田中氏は自身のXで、出稿について説明した後、こう続けていた。
《ただCM内には宮迫さんがチョコっと出てるので混ぜるな危険かもしれませんが》
実はロコンドのCMには、元・雨上がり決死隊の宮迫博之(54)も出演している。倉庫を舞台に片瀬が“靴を買うならロコンド”とPRする際に、宮迫の背中が写っていた。
「ロコンドと宮迫さんはコラボグッズを制作・販売したり、宮迫さんとオリエンタルラジオ・中田敦彦さん(42)のYouTube番組の初代スポンサーになったりと、良い関係性を築いています。
“闇営業問題”以来、地上波での仕事が無くなってしまった宮迫さんのことを全面的にバックアップしていて、CM出演もそうした関係性から実現したものでしょう。
田中氏が呟いていた“混ぜるな危険”とは、粗品さんが‘24年4月にテレビ番組で“宮迫おもんない”と発言して以来、繰り広げられている宮迫さんとの舌戦のことだと思います」(芸能関係者)
果たして、フジテレビはこの流れにうまくのれるのか——。