好きな朝ドラヒロインランキング 1位は波瑠、2位はのん

3月16日(土)7時0分 NEWSポストセブン

みんなが好きな朝ドラヒロイン1位に輝いた「あさ」

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「(100作目のプレッシャーは)良くも悪くも感じていません! “朝ドラ”というよりも、奥原なつというひとりの人間として過ごしている気分です。無責任かもしれませんが…」


 3月6日、『なつぞら』(4月1日〜)の第1週完成披露試写会で広瀬すず(20才)はこう話した。


 朝ドラとは言うまでもなく、NHKで毎週月曜から土曜まで午前8時から15分間放送されている「NHK連続テレビ小説」のこと。NHKの東京と大阪それぞれの放送局が、交互に2班体制で制作し、現在は原則として半年間放送されている。その歴史は60年近い。


 1961(昭和36)年の第1作『娘と私』に始まり、今回の『なつぞら』でついに100作目を迎える。記念すべき節目とあって、『なつぞら』には過去のヒロインが大集結する。例えば、第31作『おしん』のヒロイン小林綾子(46才)や、第41作『純ちゃんの応援歌』のヒロイン山口智子(54才)、第54作『ひまわり』でヒロインを演じた松嶋菜々子(45才)などなど。『なつぞら』でプロデューサーを務める磯智明さんが話す。


「100作目ということで、過去に対するリスペクトを大切にしたいと考えていました。これまで多くの女優さんの才能を発掘してきた歴史ある朝ドラで、物語の中できちんと登場人物として生きていくようにしたいと思いました」


 そこで、本誌・女性セブンは読者とテレビ評論家の計1200人を対象に、「最も好きな朝ドラヒロイン」についてアンケートを実施した。


◆第1位『あさが来た』 あさ


 好きな朝ドラヒロイン1位となったのは、波瑠(27才)が演じた、第93作『あさが来た』(2015年)の「あさ」だ。


 物語の主人公・あさは、江戸末期から明治、大正の激動の時代を生き抜いた実業家の広岡浅子(1849〜1919年)がモデル。銀行や生命保険会社、女子大学などの設立に骨を折った立志伝中の人物で、何度転んでもへこたれないあさの生き様は、ひと言で言えば、痛快。


「波瑠さんじゃなく他の女優さんが演じていたら嫌みだったと思うんです。キレイなのにからっとして、大きな目をくるくるさせてドラマの中で時代を走り抜いた彼女に感銘を受けました。主人公の名前が“あさ”っていうのもよかったかも。どんなに暗い夜が来ても、必ず日は昇り朝が来る、そんな名前ですもんね。ドラマが終わった後はしばらくロスで寂しかったです」(東京都・38才・会社員)


 2000年以降の35作品中で、『あさが来た』は最終回の視聴率が27%、平均では23.5%と、最高の数字を叩き出している。『なつぞら』のノベライズ本を手がけ、『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)の著者でもある木俣冬さんが話す。


「男尊女卑の意識が強い時代を舞台にしたことによって、女性の生き方を考えさせてくれるヒロインになっていました。男性の生き方に左右されない主人公に共感した女性が多くいたのでしょう」


 芸事が好きで、仕事もせずにふらふらする夫・新次郎(玉木宏・39才)も見事な存在感を示し、ヒロイン人気を後押しした。


「仕事に邁進するあさをとにかく泳がせ、精神的に支え、さらに見目麗しい存在だった新次郎は、現代の女性たちにとって、理想的な男性だったのかも」(木俣さん)



◆第2位『あまちゃん』 アキ


 好きな朝ドラヒロイン第2位は、能年玲奈(現・のん・25才)が演じた第88作『あまちゃん』(2013年)のアキだ。


 東京で引きこもりがちだった女子高生が、母・春子(小泉今日子・53才)の実家・岩手県北三陸市に引っ越し、海女の生活を通して元気を取り戻し、やがてアイドル歌手を目指す物語。宮藤官九郎脚本によるオリジナルストーリーが話題となった。


「ヒロインのお母さんと同世代なので、娘とアキちゃんを重ね合わせ、ずっと子を見守る母の気持ちでした。同じ夢を追っていても、親は応援することしかできません。そんなことを実感するドラマでした」(福岡県・54才・主婦)


 当初、「新人でへたくそですが、精いっぱい食らいついていきたい」と語っていたように、この頃の能年は、ほぼ無名の女優。ドラマの役を通して女優としても成長していく姿を毎日少しずつ見ることができ、視聴者を育てているような気持ちにさせてくれた作品だった。


「人生ブレまくりのヒロインでしたが、彼女が動くことで、人生ままならないことや、震災のことも考えるようになった、愛すべきヒロインでした」(コラムニストのペリー荻野さん)


 コラムニストの今井舞さんもアキと過ごした時間を「幸せな半年間だった」と話す。


「初見の登場人物がアイドルになるという物語とともに、スターへの階段を駆け上がっていく展開を見るのが新鮮で、これまで見たことがない世界観に魅了されました」


 ちなみに、第3位は『おしん』(1983年)のしん(小林綾子・46才)、第4位は『ひよっこ』(2017年)のみね子(有村架純・26才)、第5位は『半分、青い。』(2018年)の鈴愛(永野芽郁・19才)だった。



※女性セブン2019年3月28日・4月4日号

NEWSポストセブン

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