天皇皇后両陛下の変わらぬ仲睦まじさ キューピッド役が語る

3月16日(土)7時0分 NEWSポストセブン

5月のこどもの日前後に、東京ローンテニスクラブを訪れるのが恒例となっている(写真:時事通信フォト)

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 今年4月10日で、天皇陛下と美智子さまはご結婚60年を迎えられる。平成の皇室を二人三脚で築いてこられた両陛下は、公務の場にいつもご夫婦揃って出席されてきた。


 普段、プライベートでの両陛下はどのようなご様子なのだろうか。『天皇陛下のプロポーズ』の著者であり、お二人の恋のキューピッド役を務めた、ご友人の織田和雄さん(83)が明かしてくれた。


「とにかく普段からお二人は仲睦まじく、喧嘩したところを見たことがありません。テニスでダブルスを組まれた時も、ボールが自分の取りにくいところに飛んでいくと、陛下と美智子さまが『お願〜い!』と互いに声を掛け合っていらっしゃいます。それだけでなく、ボールを拾うことができた時には、『ありがとう』という労いの言葉も忘れません」(織田さん・以下同)


 日常生活においても、陛下は美智子さまができるだけ快適な暮らしをすることができるようにと気配りをされていたという。


「平成になってからのことですが、御所に伺った時、美智子さまが応接間のカーテンを引いて、花がたくさん咲いている庭を見せてくださいました。美智子さまは『陛下がここに花を植えて愛でたらいいよとおっしゃってくださったの。とってもいいでしょう?』とおっしゃり、大変嬉しそうな表情をされていました。そのスペースはもともと空き地だったそうで、花がお好きな美智子さまのために陛下が庭にされたのです。心温まる夫婦関係であることが伝わってきました」


 2月に開催された天皇陛下の在位30年を記念する式典では、原稿を読み間違えた陛下を美智子さまがサポートされる姿が印象的だったが、それを見て織田さんは「お二人のご様子は結婚当時とお変わりないと思った」と語る。


 昭和32年8月19日、陛下と美智子さまが軽井沢のテニスコートで運命的な出会いを果たされた時も、織田さんは同じコートの脇にいた。陛下と美智子さまが初めて出会われてからご成婚に至るまでの599日間、織田さんはお二人の電話を取り次ぎ、その様子を綴った当時の日記が今も残っている。


 織田さんは、その日記をもとに、両陛下の出会いからご成婚までの様子、そして美智子さまが心を決められた陛下のプロポーズの言葉まで、どのようなドラマがあったのかを著書に書き連ねている。


 61年前の日記には、美智子さまとのご結婚が決まったことを受けて、陛下と織田さんが二人で祝杯をあげたことを「決定のお祝い 酒」と記していた。


 毎年、両陛下は5月のこどもの日前後に、ちまきを持って東京ローンテニスクラブを訪問されるのが恒例となっている。これは両陛下が初めて会った翌年の昭和33年5月4日に、美智子さまをお誘いしてテニスを行った際、陛下が仲間にちまきを振る舞われた思い出に由来していると、織田さんは考えているという。


「退位されたらゆっくりお過ごしになって、またご一緒にテニスができればと思っています。例年と同じように5月に、両陛下とテニスコートでお会いできるかもしれませんね」

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