ウエンツ瑛士 “迷走”石破首相に嘆き「本当に信念か政治センスかどっちかが欲しいんですよ」

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　タレントのウエンツ瑛士（39）が16日、MCを務めるフジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。石破茂首相の事務所が自民党衆院1期生15人との会食に際し、土産名目で1人当たり10万円分の商品券を配った問題についてコメントした。

　高額療養費で二転三転し、自民党内からも石破総理に退陣を求める自民党議員が出てくるなど党内で不満が高まる中、新たに石破茂首相の事務所が自民党衆院1期生15人との会食に際し、土産名目で1人当たり10万円分の商品券を配ったとされる問題が発覚。15人全員が商品券を返却したのに対し、首相はポケットマネーで商品券を配布し、政治資金規正法に抵触しないとの認識を示した。

　ウエンツは「二転三転するっていう問題もそうですけど、いわゆるリスクが高いものに関しては公助。リスクが低いものに関して自助でやるっていう保険の大原則というか、そういうものをどこまでご理解されてるのかなと。そして、厚労省がそれを守ってないというか、一番そこの厚労省の根幹となる理念というものが無いということに結構ショックを覚えた。これだったら、国民のことで何かあった時に、まずお金をどうにかしなきゃっていうことが先行する国なんだっていうことが根幹から示されたことが何かつらいなっていうふうに思いました」と述べた。

　そのうえで「本当に信念か政治センスかどっちかが欲しいんですよ」と主張。「医療制度改革をやるって言うんだったら、どんなことがあろうとお金が必要だから、これはやり通すんだっていう、もう参議院議員選挙に勝つためにも政治センスとしてここは引くんだっていうことに、もうどっちかは持ってて欲しいんですけど」と嘆くと、スタジオから「おっしゃる通り」と納得の声が上がっていた。