「アドバイス…?」突然の振りに藤井聡太竜王・名人も“キョトン顔”的確すぎる回答にファンは爆笑「先に水をw」/将棋・ABEMA地域対抗戦

2025年3月17日(月)12時0分 ABEMA TIMES

 唐突な質問にも瞬時に切り返すトークスキルまで育っていた!日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 2025」、予選Bリーグ1位決定戦、関東B 対 中部が3月15日に放送された。第1局の直前、中部の先鋒を務める宮嶋健太四段(25)が、藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に戦いに向けたアドバイスをリクエスト。急な振りに思わず、藤井竜王・名人もきょとんとする場面があった。

【映像】急なリクエストに答える藤井聡太竜王・名人

 宮嶋四段は、奨励会時代から藤井竜王・名人をよく知る関係。2023年10月に宮嶋四段がプロデビューを果たすと、既に将棋界の顔にもなっていた藤井竜王・名人とともにイベント出演するなど、交友関係が続いていることをファンにも垣間見せている。今回の大会では、出場予定だった澤田真吾七段(33)が体調不良で欠場。急遽代役として、宮嶋四段に白羽の矢が立った。

 1回戦、関東Aとの試合でうれしい初勝利を挙げていた宮嶋四段は、予選突破がかかる試合の第1局を任された。対戦相手はタイトル経験もある大ベテラン・郷田真隆九段(54)。格調高い将棋が持ち味とされ、重厚な指し回しに憧れる若手棋士も多い。今回が初手合いでもあり、少々緊張気味だった宮嶋四段は、控室でチームメイトともに作戦を練ったが、いざ対局場に向かう直前に不安になったのか、コメント撮りを終えようとしたところ、仲間に向かって急に「アドバイスをお願いします!」と投げかけた。

 これに思わずきょとんとしたのhが藤井竜王・名人。それでも「アドバイス…」と一瞬の沈黙があった後「対局がすぐに始まるので、先に(ペットボトルの)お水を(コップに)注いでおくのがおすすめです」と、地域対抗戦やABEMAトーナメントでの経験が豊富な棋士ならではの言葉を返していた。

 的確過ぎる回答には宮嶋四段も頷くと、ファンからも「いいアドバイスw」「聡太のアドバイスいいね」「先に水をw」「具体的だった」といった声が見られていた。

◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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