【アニメキャラの魅力】珍しいツンデレ?苦手と言いつつ優しくしちゃう「若松博隆」の魅力『月刊少女野崎くん』

3月18日(水)18時40分 キャラペディア

(C)椿いづみ/スクウェアエニックス・「月刊少女野崎くん」製作委員会

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 ギャグ描写と恋愛描写が見事に融合した人気ラブコメディ『月刊少女野崎くん』。絶妙なタイミングで発生する勘違いと、そこから派生するボケ、ツッコミ。そして甘酸っぱい恋愛模様が読者の心をわしづかみにします。そんな野崎くんキャラクターのひとりが、今回ご紹介する「若松博隆」です。彼の体育会系特有の実直さと、野崎くんキャラクター特有のズレた感性が融合し、魅力的な人物像を作り出しています。繊細で押しに弱いが、一生懸命に瀬尾に主張する彼の姿は、ツンデレ界に新風を起こすかもしれません。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■礼儀正しい体育会系。しかして繊細。

 バスケ部に所属しており、鍛えられた体格を誇る若松。中学からの先輩である野崎を始め、目上の人間に対して極めて礼儀正しい態度は、まさに体育会系。しかし、肉体とは裏腹に、礼儀正しすぎる故か精神面はとても繊細です。アレコレ考えすぎる性格が災いして不眠症に・・・。挙句、部活の助っ人として呼ばれた「瀬尾結月」のラフプレイと絡みにくい性格の為に、さらに不眠症がひどくなった様子・・・。

 眠れずに苦しんでいた若松に救いの手が差し伸べられます。そう、声楽部のローレライ。彼女の歌声は、相当に眠気を誘うようで、開始数秒で若松は深い眠りに。ローレライの歌でぐっすり眠り不眠症は改善。もっとも、その歌声の主こそがストレッサーでも在る瀬尾なのですが・・・。

■現実は残酷。知らない方が幸せ?

 好みの女性は心がキレイな人、という若松。仮に相手がゴツくても、釣り合うように自分が筋肉をつけると言うほど、外見にはこだわらない男の鑑です。見習いたいものですね。しかし、肝心の瀬尾は苦手なタイプとのこと。若松の様に人に気を使うタイプは、瀬尾の様な全く気を使わない人がダメなのですね・・・。憧れから恋心に発展しようとしている相手だというのに、現実は非情です。

 ローレライの正体を知る野崎も言うに言えず、自身の漫画を引き合いに出し、遠回しに二人の恋を否定するばかり。しかし、苦手という割には、空気が読めずがさつな瀬尾本人の為に、彼女の良いところを探そうとするのは何故でしょう。

■結論:若松はツンデレ

 冒頭にも書きましたが、若松の言動は傍からみると確かにツンデレ臭いのです。瀬尾に(良いところを見出そうと)熱視線を浴びせ、他の奴を遊びに誘うと聞いたら、「何か納得がいかない」と内心ちょっと苛立つ。昨今のツンデレキャラクターは気が強く、気になる相手に攻撃的な輩が殆んど。そこに若松というニュータイプの登場です。押しが弱く、相手たる瀬尾には強く言えないが内心では反発。それでいて瀬尾の事を気遣い、時には悲しみ、優しく接するなど、根底に有るのはツンデレの典型そのものです。露骨に「ツンデレキャラだ!」と見せない分、若松は“珍しいタイプのツンデレ”に見えるのです。

 不眠症の原因と解決策が同じ人物という、なかなか意味不明な状況に身を置かれた若松。ローレライの正体を知らないが故に、瀬尾本人の前で「彼女こそ俺の女神だ」と言い切った無自覚系ツンデレ若松。さすがの瀬尾もちょっと照れていました。ローレライの正体が瀬尾だと分かった時、彼は何を思うのでしょうか。非常に気になるところです。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:羽野源一郎(キャラペディア公式ライター)

(C)椿いづみ/スクウェアエニックス・「月刊少女野崎くん」製作委員会

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