オバ記者 夫婦喧嘩LINEの仲裁に巻き込まれガラケーに戻す

3月18日(土)16時0分 NEWSポストセブン

LINE夫婦喧嘩の仲裁に入って縁を切られたオバ記者

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 女性セブンの名物アラカン記者“オバ記者”こと野原広子が、世の不条理に物申す! 今回のターゲットは「スマホ」です。


 * * *

 昨年春に、私は某大手出会い系サイトで、ちょっととぼけた味のある3才年下の男と出会ったの。「ぼくは身長も低いし、性格も明るくないので女の人に好かれません」という、ぼやきが入ったメールが私好みだったんだけどね。


 2度めの食事をして、話が盛り上がって別れた夜に来たメールにひっくり返ったよ。


『ぼくは広子さんがとても気に入りました。だから聞いてほしいのですが、ぼくは女の人と直接の行為は好まず、できればずっと触って、触らせてほしいのですが、変態といわれてしまいます』


 続いて、もっとすごいことも書いてきたわけ。


 メールで行き違いが起きたときは会うに限る。で、呼び出して、「いやがらせ? 自分で書いたこのメール、声に出して読めるの?」と聞いたら、「ごめんなさい」と小さくなって震えている。「ひとりになると胸がもやもやして、ひどいメールを書いてしまう。もうしません」という彼の言葉を信じて、その時はなかったことにしたけど、すぐに別の問題が起きて、交際3か月でお別れよ。


「それはネット人格を持っている男ですね。ネットの中だけで強くなるネット弁慶ともいいます」


 そう断言したのは、パソコン選びに協力してくれたり、新しいアプリを教えてくれるありがたい飲み友達のYくん。実は、彼が私にスマホをすすめてくれた人であり、私がスマホを捨てることとなったキーマンなの。


 ことの発端は彼の結婚。なんと、結婚したのが偶然にも私の知り合いで、結婚は3年前。「ひぇーっ、世間は狭いね」と乾杯しているうちはよかったけど、そのうち夫婦仲がおかしくなったわけ。



『もう、がまんできない。離婚です』と彼が妻の悪口をLINEで送ってくるようになり、その直後には、すかさず彼女から『ひどすぎます』と、彼からきたLINEを張り付けてくる。


 ふたり個別のと、3人合同のLINEもあるから、送信のたびに気が抜けない。


 ただでさえ夫婦げんかの仲裁ほどバカくさいことはないのに、気の立った人の電子文字投げつけ合いに首を突っ込むなんて、愚の骨頂。


 でも『誰にも話せないからお願い』と言われたら逃げきれず反応しちゃう。結果、Yくんから『あっちにはこう言い、こっちにはこう言う。そんなに信用できない人とは思いませんでした。いままでありがとうございました』と、絶縁宣言。


 頭を冷やしたふたりから、『ごめんなさい』のLINEが来たけど、生憎それで水に流せるほど心が広くないんでね。


 数日前の彼の激怒メールを読み返しては、いても立ってもいられず、原稿より思いをこめた文字を打つ。みんな“保存”にして、一通も送らなかったから、無事だったけど、あの時、ちょっと指が動いたらどうなったか。そんなことがあって、メールの応酬がしにくいガラケーに私は逆戻りしたの。


※女性セブン2017年3月30日・4月6日号

NEWSポストセブン

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