ロンブー淳のスルースキルズに対する本気度がすごい! 芸能人たちのカラーが出ている"二世アイドル"に迫る【二世アイドル編】

3月19日(木)1時0分 おたぽる

『ダイコクドラッグ Presents GIRLS REVOLUTION@アキドラ』より。

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アイドル戦国時代と言われてもう何年も経つが、未だにアイドルグループの乱立が止まない。そんな中、2月28日に秋葉原にあるAKIBAドラッグ&カフェ(アキドラ)で開催された『ダイコクドラッグ Presents GIRLS REVOLUTION@アキドラ』には、スポーツ新聞社など、異業種の企業がプロデュースする"企業アイドル"や芸能人がプロデュースする"二世アイドル"たちが集まった。芸能人や企業がプロデュースするアイドルは、一般のアイドルよりメリットがあるのか? それとも背負うものが重いのか? 【企業アイドル編】(http://otapol.jp/2015/03/post-2603.html)に引き続き、【二世アイドル編】では、二世アイドル2組「まどもあ54世」「WenDee」のライブレポと「スルースキルズ」のインタビューをお届けする!

■プロデュースする芸能人のカラーが色濃く出る"二世アイドル"

【ライブレポ】
髭男爵・山田ルイ53世プロデュース「まどもあ54世」

 優雅な宮廷音楽風のSEで登場したのは、貴族アイドルのまどもあ54世。"貴族"というだけあって、クラシカル風の凝ったデザインのドレスが目を引く。第一印象は"ロリータ服が好きな女の子に受けそうな子たち"だ。が、登場するなりグラスを掲げ「ルネッサ〜ンス!」。そう、彼女たちはお笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世がプロデュースするアイドル。貴族が庶民の世界に舞い降りたという設定らしい。

 冒頭のSEの印象から、ヨーロッパのクラシカルな貴族の世界観のある楽曲が披露されるのかと思えば、優雅さとは真逆の力強くてカッコいい曲が多く、歌だけを聴くなら"優雅な貴族の女の子"というより"力強い騎士の女の子"といったほうがしっくりくる感じだ。こてこての貴族推しではないことにちょっぴり拍子抜けしていたが、山田ルイ53世が作詞したバラード曲「貴族で庶民な女の子」は、彼女たちの"貴族"らしさを表現するなかなかの名曲だった。ゆったりした曲調が彼女たちの優雅さを引き立て、「もじもじしないで、下々」とゴロのよいフレーズで庶民【編注:ファンのこと】を見下しながらも、「キャビアやフォアグラよりもたこ焼きパーティ」などという"庶民"をアピールする歌詞には、山田ルイ53世のユーモアが垣間見えて笑える。

 中でも、「私、マリー・アントワネットじゃない」と歌いながら、「パンがないならケーキ食べればいいのに 私の手作りよ」と続く歌詞は秀逸で、かのマリー・アントワネットが言ったとされる「パンがないならケーキ食べればいいのに」という言葉を彷彿とさせる。貴族の贅沢さを表現した言葉が、最後の一言によって、急にかわいらしい"庶民"の女の子の台詞になってしまう。西洋史好きの筆者としては、この子たちにはこういう路線の曲をもっと歌ってもらいたいところだ。

 ライブの最後は、サイリウムではなく、LEDライトが輝くグラスで乾杯をする曲「まどもあ Here we go!」。庶民と盛大な乾杯で会場を盛り上げると、貴族のマドモアゼルたちの宴は幕を閉じた。

PaniCrew YOHEYプロデュース「WenDee」

 テンポのよい曲に切れのあるダンス、"かっこいい女性"の雰囲気を醸し出していたのは、PaniCrew YOHEYがプロデュースするアイドルユニット、WenDeeだ。同じくYOHEYがプロデュースする世界水準を目指すガールズユニット・Chu-zの妹分ユニットとあって、スタイルやビジュアルも整っている子が多い。特に、ベリーショートのしほりは目に止まる。最近、女の子の間ではショートカットが流行っているようだが、ロングヘアが多いアイドルの中でのショートカットはなかなか目立つ。彼女たちのカッコいいダンスパフォーマンスと相まって、女性受けしそうなメンバーだ。

 そして、WenDeeにはビジュアル以外にも、個性的な子がいるようで......。メンバーの自己紹介の際、なにやら隣のメンバーに耳打ちするメンバーが。耳打ちをされたあすか曰く、「彼女、実はすごくツンデレなんですよ。で、今、ツン度のほうが高めで、名前を言いたくないと。名前を聞きたい方はぜひ物販に来ていただきたいと(言っています)。その頃には、デレ度がMAXになっていると思います」とのこと。WenDeeのお約束のネタらしいが、2日連続で名前を言わない"ツン"の状態は今回が初めてだとか。しかし、名前を知りたい人は物販までという売り方(?)は、なかなかの戦略。ファンからも「あの子、名前なんて言うんだろう」と声があがるほどだった。ちなみに、このツンデレのメンバーの名前は、ありさ。パチンコバラエティ番組『原口あきまさの今がぱちドキッ!』(TOKYO MX、群馬テレビ)で番組をサポートするアシスタント"ドキッ娘"としても活動している。

 ラストは、タオルを回しながら歌う、アップテンポなナンバー「It`s Showtime」。ファンの歓声もさらに強まり、会場の熱気は高まるばかりだった。

【インタビュー】
ロンブー淳の本気度がすごい!罵っていいアイドル「スルースキルズ」

 ライブではファンから「帰れ!」コールが飛び交う、世界初の罵っていいアイドル、スルースキルズ。彼女たちをプロデュースするのは、ロンドンブーツ1号2号・田村淳のTwitterのフォロワーこと、「Twitter Follower Producer=TFP」と呼ばれている者たち。その代表が田村淳である。有名芸能人の名前を背負う彼女たちの苦労とは!? 今回がスルースキルズの中から、キャプテンの西尾舞生(まう)、辺見玲菜、台湾出身のシュアンの3人にインタビュー。

——みなさんが田村淳さんプロデュースのアイドルになろうと思ったきっかけを教えてください。

西尾舞生(以下、西尾) スルースキルズは、淳さんが休日を使って行っているプライベート企画「淳の休日」から生まれたユニットで、淳さんがTwitter上の誹謗中傷をスルーできないから、そうしたものをスルーできるアイドルグループを作りたいと呼びかけたのがきっかけでした。最初は"罵られアイドル"ということでは募集していなくて、"元気があって、少しスルーができる人"ということだったので、「スルーってなんだろう?」と思いながらも、コンセプトが面白かったので、応募したんです。

辺見玲菜(以下、辺見) 私は、淳さんが何かを発信する力があって、いろいろなことをやっている人というのは知っていたので、その募集を見て、ちょっと挑戦してみようかなと思ったのがきっかけでした。

シュアン 『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)は台湾でも放送していて、私は淳さんのファンでした。日本に留学していた時、淳さんのTwitterをフォローしたらアイドルを募集していたので、大好きな淳さんにも会いたくて応募したんです。淳さん本人に会えたので、本当に驚きました。

——実際にお会いした淳さんは、どのような方でしたか?

西尾 正直なところ、めっちゃくちゃ怖かったです。オーディションの時も審査ということで厳しかったのですが、それでも優しいところがあったので、本当は優しい方だと思っていたのですが、メンバーになった瞬間から、めちゃくちゃ厳しくて、「もう辞めちまえ」「グループ解散だよ」とか言われました。でも、それは私たちの芸能界での礼儀ができていなかったからなので、いちから教えてもらえたことはよかったと思っています。......でも、厳しいです!

辺見 たぶん、キャプテンだから1番しっかりしていなければいけないということもあって、特に厳しく言われているんだと思うんですよ。淳さんは本当にテレビで見るままの人で、表裏がまったくない方でした。

——田村淳さんから厳しく指導されているようですが、田村淳さんがプロデュースということで、ほかのアイドルよりも得したと思ったことはありますか?

辺見 淳さんは有名な方ともお知り合いが多いので、そうした方にご挨拶した時、「知ってるよ、ロンドンブーツ1号2号の淳さんがやっているグループでしょ?」と、私たちを知ってくださっていることが多いと感じています。

シュアン 淳さんが1度だけ、地上波の番組で私たちのグループ名を言ってくださったこともありました。

辺見 たまたまあるメンバーが映った時に、番組内で触れてくださったんです。

西尾 最初は『ロンドンハーツ』には出られるんじゃないかと思っていたのですが、淳さんからは地上波に出られるレベルではないと言われているので、それが唯一、淳さんが地上波で私たちのことを口にしてくださった機会でした。でも、淳さんがプロデュースで、得したことは挙げたら切りがないのですが、逆に淳さんの名前があることがハードルになっていることもあります。

——例えば、どのようなことですか?

西尾 淳さんがやっているから面白いだろうといった期待をされるので、常にそれをクリアして実力を上げていかなければいけないというプレッシャーがありますね。特にMCが苦手で、結成して2年になりますが、まだ成長できていないところが多くあります。でも、淳さんの名前があるので、つねにMCの面白さを追求されている感じです。

辺見 MCについては淳さんも強い気持ちがあるようです。パフォーマンスや歌も大切ですが、MCもちゃんとしないと駄目だと指導をしていただいています。

——田村淳さんから教えてもらったことで、ためになった言葉などはありますか?

西尾 「臨機応変」。

辺見 あと「ピンチはチャンス」。これは本当にいつも意識しています。スルースキルズの中に、彼氏と一緒にいる動画を誤ってネット上にアップする"誤爆"をしたメンバーがいて、そのときはもうスルースキルズは終わったとみんなで思っていたら、淳さんが「ピンチはチャンスだよ」って言ってくださったんです。

シュアン "誤爆"から話題を作れたんですよ。

辺見 たしか、Yahoo!ニュースにも載りました。それから「スルースキルズです」と自己紹介をすると、「あぁ、あの誤爆した子がいるグループだよね」と知ってくれている人が増えたんです。淳さんが、ピンチをチャンスに変えてくださったのだと思いました。

——では、逆にみなさんから見て、"田村淳さんがアイドルプロデューサーとして成長した"と思ったことはありますか?

西尾 アイドルの名前を、私たちと同じくらいかなり知っていると思います。最近は、「drop-ドロップ-」【編注:日本ツインテール協会から誕生したアイドルグループ】さんを気に入っているようです。

シュアン 「モーニング娘。さんのダンスを目標にしてください」とも言われました。

西尾 スルースキルズをよくするために、淳さんも勉強してくださっているので、一緒にグループを作っていると思うとうれしくなりますね。

辺見 今年に入ってから特に、私たちに対する情熱を感じます。常に私たちのことをチェックしていて、Twitterに対するアドバイスもしていただきます。

西尾 Twitterは一人ひとり、全部チェックされているよね。

辺見 ツイートの駄目出しもされますね。

西尾 SHOWROOM【編注:配信者と視聴者が双方向の動画配信サイト】やスカパー!のレギュラー番組もチェックされていて、必ず感想が届きます。

——それでは最後に、みなさんがライバル視しているアイドルグループを教えてください。

西尾 私たちは、複雑なフォーメーション・ダンスで、お客さんが飽きないライブを目指していますが、そうしたアイドルの代表がモーニング娘。さんなので、モーニング娘。さんのように完璧なパフォーマンスで綺麗なフォーメーションができるように、私たちも負けずに上を目指していきたいです。そしてチャンスがあれば、『ロンドンハーツ』に出たいですね。

——ありがとうございました。
(取材・文/桜井飛鳥)

☆まどもあ54世 公式サイト
http//mademoi54th.com
☆WenDee 公式サイト
http//wendee.jp
☆スルースキルズ 公式サイト
http//surusuki.com
メジャーデビューシングル「幕開けセンセーション!」、4月1日リリース。

おたぽる

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