『3年A組』柊一颯先生の叫び、春名風花や緒方恵美が響かせる 「君に届いて欲しい!」

3月19日(火)16時0分 Techinsight

2月4日で18歳になった“はるかぜちゃん”こと春名風花(画像は『春名風花 official 2019年3月13日付Twitter「ずっと忙しくなりたかったから忙しくなってきて嬉しいな!」』のスクリーンショット)

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日曜ドラマ『3年A組 —今から皆さんは、人質です—』(日本テレビ系)が最終回を迎えた3月10日、女優の春名風花がSNSで「#3年A組 感動!って感想の中に僕を苦しめていた人を見つけた」とツイートした。

彼女は2012年8月16日、朝日新聞デジタル『いじめてる君へ』に掲載されたメッセージで「ぼくは小学6年生です。タレントだけど、ふつうの女の子です。今から書く言葉は君には届かないかもしれない。だって、いじめてる子は、自分がいじめっ子だなんて思っていないから」「ぼくもツイッターでよく死ねとか消えろとかブスとかウザいとか言われます。顔が見えないから体は傷つかないけど、匿名(とくめい)なぶん、言葉のナイフは鋭(するど)いです」と胸中を明かしていた。

『3年A組』では菅田将暉演じる担任教師・柊一颯が生徒を人質にして教室に立てこもる事件を起こし、SNSでその経緯を公にしたところ様々なツイートが飛び交った。その多くは「死ね」「消えろ」という類である。そして柊先生は最終回でA組生徒・景山澪奈(上白石萌歌)を殺した真の犯人は「SNSにより無責任な誹謗中傷の言葉を浴びせたお前たちだ」と訴えた。

春名風花は3月15日、公式ブログで「そうそう、こないだちょっとした用事で小学生の頃もらったリプを整理しながらドラマを見てたんだけど…」と2012年当時、子どもだった彼女に浴びせられた酷い言葉を公開している。その内容が『3年A組』のSNSによる誹謗中傷を思わせて興味深い。

その後、彼女は「#3年A組 感動!って感想の中に僕を苦しめていた人を見つけた 虚構の・ドラマの・作りものの不特定多数視聴者に向けたセリフにそんなに感動出来るのに なぜ同じような僕の言葉は都合良く君に届かないのだろう」というツイートを再掲した。

ドラマとリアルについて「素晴らしい演者と素晴らしい脚本が『ネットに酷い投稿をする前に良く考えよう』って言うことと、あなたに嫌われている僕が『ネットに酷い投稿をする前に良く考えて欲しい』って言うことは、まったく同じこと」と訴え、さらに「僕もお芝居をしているので今回のことで、相当考えさせられた…」と深い思考につながっていく。

そんな彼女のブログに声優で女優の緒方恵美が共感しており、3月18日にSNSで紹介すると「ひとへの批判が多いひとほど、自分自身をきちんと振り返れないひとが多い(公の仕事として顔を晒してする方以外で)」とコメントした。

緒方恵美も『3年A組』に見入ったようで「自分のことだと思って貰えない…だからこそあのドラマが響くんだ。『君に届いて欲しい!』菅田君の魂の叫び。…届いて!」という力強いつぶやきに、フォロワーから「春風ちゃんのこの記事紹介してくれてありがとうございます。読んでみて、やっぱり見過ごしちゃいけない文章だったなぁって感じました。もしも今回届かなくても、また違う作品で届け続けてほしいし作り続けてほしい。そしてまた緒方さんや春風ちゃんのように発信し続けてほしいと願っています」、「自分自身を振り返ることができる人は、人へのこういった批判をすること自体が時間の無駄だとわかっている分、しないんだろうなぁと思います」と反響があった。

また、ジャーナリストの佐々木俊尚氏も17日にSNSで「映画やドラマ観て被害者に感情移入して泣いたりしてる人が、実社会では加害者側にいたりするという光景。はるかぜちゃんの驚くべき実体験」と春名風花のブログをリンクしており、『3年A組』による波紋は広がり続けているようだ。

画像は『春名風花 official 2019年3月13日付Twitter「ずっと忙しくなりたかったから忙しくなってきて嬉しいな!」』のスクリーンショット

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