【インタビュー】亀梨和也&土屋太鳳 出会って次の日に結婚あり?なし? 互いの“結婚観”を語る

3月20日(月)12時0分 シネマカフェ

『PとJK』(C)三次マキ/講談社 (C)2016「PとJK」製作委員会

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運命の恋、純粋な恋、初めての恋、試練の恋…あらゆる恋の醍醐味がギュウッと詰まっている『PとJK』。仕事熱心で真面目な警察官とピュアで真っ直ぐな女子高生──出会うはずのない2人が出会って、恋に落ちて、一緒にいるために選択したのは“秘密の結婚”!? そんな大胆な設定が話題の同名少女漫画の映画化について、主演の亀梨和也とヒロインの土屋太鳳が魅力を語る!

警察官の功太を演じるのは亀梨さん。「これまで見せたことのない亀梨和也を見せてほしい」というプロデューサーのリクエストに、まずは短髪&黒髪にチェンジ。アイドルとしてのキラキラ感を抑えつつも、男らしさと優しさを滲ませる大人の男を演じてみせた。

「髪形も衣装も大切なので、P(=Police)を演じるにあたって、警察官の衣装を纏うことは演じるうえで大きかったです。警察官の制服だけでなく学ランも着ていますが、仕事柄普段からいろいろやらされているので、それほど違和感はなかったですね(笑)」。

功太と恋する女子高生カコを演じる土屋さんも「亀梨さんの演じる功太君は、警察官としても1人の男性としてもすごく頼もしかったです。何があっても守ってくれるあの感じ、女性は誰もがキュンキュンすると思います!」という言葉に「嬉しいですね(笑)」と亀梨さんが続ける。

「こういうテイストの作品は初めてだったので、オファーをもらったときは『えっ、俺が?』という驚きもありました。警察官ではあるけれどある種、普通の青年なので、とにかく“普通”で居ることを意識しました。(アイドルとしての)亀梨和也の濃度をどのくらい出すのかではなく、役者として“見せたことのない亀梨”を求められているんだとも感じた。役者としてこの作品に呼んでもらえたのはすごく嬉しかったですね」。

そう感じたのは『ストロボ・エッジ』『オオカミ少女と黒王子』など大人も楽しめる少女漫画の映画化に定評のある廣木隆一が監督に抜擢されていることも大きいだろう。そして廣木監督をはじめスタッフ&キャストが同じ方向を向き、同じマインドで作品を作っていく──それは亀梨さんの役者魂を刺激した。また映画にドラマに引っ張りだこの土屋太鳳との共演についてはこう振り返る。

「太鳳ちゃんは、この映画の前もその後も目まぐるしいなかで生きている女優さん。作品に対しても役に対してもつねに真摯に向きあっていたのが印象深かったです。とても純度の高い人で、信頼感が生まれるのも時間はかからなかったですし、安心して身を委ねることができました。撮影中、だから彼女はこれだけ求められているんだなぁと思うことも多々ありましたね」。

いくつもの褒め言葉に照れながら、今度は土屋さんが亀梨さんを褒めちぎる。

「私にとっての亀梨さんの印象は、10歳ぐらいのときに見ていた学園ドラマ『野ブタ。をプロデュース』のときに刻まれたもので…。小学生の頃は19〜20時には就寝、あまりテレビを見ない生活をしていて、初めて見た学園ものが『野ブタ〜』でした。なので、私のなかで亀梨さんはアイドルというよりも役者さんとしてのイメージが強いんです。今回ご一緒できて嬉しかったです」。

「『野ブタ〜』の頃は、毛先を遊ばせていた頃だね(笑)。まあ、今日も毛先を遊ばせてるけど…こう見えても俺、けっこう真面目だからね」など、取材中に亀梨さんが土屋さんを和ませる姿がなんとも微笑ましく、同じように『PとJK』の撮影中も「オープンに接してくれた」と土屋さん。

「いろいろ話しかけていただいて、リラックスできました。これまで監督の『よーい、スタート!』の瞬間にスイッチを入れて役に入るようにしていましたが、今回は亀梨さんが本番に入る前の時間も功太君としてそこにいてくれたので、私もずっとカコでいることができました。思い返せば最初に会ったときから功太君でしたね 。なのでお芝居以外のときも『功太君って呼んでいいですか?』って、ずっと『功太君』って呼んでいました」。

廣木監督からは「役を作るな、カメラに媚びるな」という演出があり、その言葉は土屋さんを悩ませつつも自然体で演じることの大切さを学んだと話す。

「『PとJK』の前が少しハードだったこともあって、セリフを頭に入れて、役を作って、カメラの前で演じることが(流れ作業のように)普通になってしまっていたんです。でも廣木監督の『太鳳がカコを演じているんだからそのままでいいんだ、役を作るな』という言葉で、そうか! 私自身が功太君と一緒にいることを思いきり楽しめばいいんだって気づかせてもらいました」。スクリーンのなかには本当に功太に恋をしている、キラキラと輝くカコ=土屋さんがいる。

亀梨さんもこの映画の一番のアクセントは「カコちゃんが素敵に存在していること」であり、「カコちゃんと功太の純粋なところ──壁にぶつかって、悩んで、進んでいく、そういう純粋さがいいですよね。その純粋さは誰もが共感できると思います」と語る。そしてその純粋さには恋愛観も含まれるが、いきなり結婚から始まるラブストーリーについては、どう捉えて演じたのだろうか。

「出会って次の日に結婚…実際になくはないです」というのは亀梨さん。「ただ、いまの自分が置かれた状況では考えづらいけれど、普通に生きていて『この人が運命の女性だ!』と思えたら全然あり得ますね。功太は功太なりの覚悟があって、付き合うのではなく結婚という選択をする。そして結婚から始まる2人の関係性、2人がどうやって関係を築き上げていくのかが描かれる。大胆な設定ではあるけれど、実は世代を越えて共感してもらえると思います」。

土屋さんもその言葉に大きく頷く。「私も最初はありえないことかな…って思っていましたが、“事実は小説より奇なり”とも言いますし、功太君とカコの真っ直ぐな愛情を見ていると、恋愛っていいな、結婚っていいな、好きな人と一緒に生きるって素敵だなって。なので、みなさんにもそう感じてもらえたら嬉しいですね」。

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