斎藤工、白石和彌監督が胸中を告白 ピエール瀧出演の『麻雀放浪記2020』ノーカットで公開へ

2019年3月20日(水)19時10分 映画ランドNEWS

映画『麻雀放浪記2020』完成報告ステージイベントが20日、都内・新宿バルト9にて行われ、斎藤工、もも(チャラン・ポ・ランタン)、ベッキー竹中直人白石和彌監督が出席した。



コカインを使用し麻薬および向精神薬取締法違反の容疑で逮捕された、出演するピエール瀧の一連の報道を受け、公開に向けての協議を重ねてきた本作。配給を担う東映の判断により、ノーカットで予定通り4月5日(金)より公開されることが決定している。



斎藤は「紆余曲折、映画作りには公開までに色々なことが起こりうる。この作品は本当に今朝まで『これからどうなるのか』がわからない状況でした。第一報を受け、全然咀嚼しきれないところがありました。作品において、とても重要なピースの一つであったピエールさんが…。現場で汗水垂らして色々な準備をしてくださったスタッフの皆さん・キャストの皆さん、やはり公開をゴールに突っ走ってきたので、ひとまず今朝の会見のこと、ホッとしております。これからも応援宜しくお願いします」と胸中を綴る。



『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』『サニー/32』『孤狼の血』と、これまで幾度も瀧とタッグを組んできた白石監督。並々ならぬ想いで「瀧さんがしてしまったことは許されることではない。ただ、『作品に罪はない』ということを宣言します。正しいかどうかはわかりません。この作品に限らず、映画の中で禁止薬物を使用するシーンを撮ってきたので、これからは『本当によくない』ということを作品とは別に個人的に発信していきたいと思います」と語った。


映画『麻雀放浪記2020』は4月5日(金)より全国公開


(C)2019麻雀放浪2020製作委員会


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