『No No Girls』発HANA、初のステージに充実感「心、奪っちゃうぞ」 “ちゃんみなイズム”感じるエールも【インタビュー】
2025年3月22日(土)9時0分 オリコン
『第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER』に出演したHANA
■HANAとしての初ステージ前には“円陣” CHIKA的コンセプト紹介
ステージでは、1月31日に配信されたプレデビュー曲で最終審査のグループ審査課題曲でもあった「Drop」、第5次審査の課題曲であった「Tiger」を披露。オーディション時からさらに磨きがかかったスキル・表現力を爆発させ、デビュー前とは思えぬ実力で観客を圧倒した。
——パフォーマンスステージはいかがでしたか。
MOMOKA:自分たちがフォーマンスをした際に反応をくださるということが、アーティストとしてすごくうれしいことだなと再認識できました。
MAHINAたくさんの方々が私たちの名前を呼んでくれて、それが聞こえ、とってもうれしかったです。
CHIKA:HANAとして初めての有観客ステージで、会場の皆さんが一緒に楽しんでいただけた姿が見えたので、すごいうれしかったです。
YURI:ボードを作ってくださったりしている方もいらっしゃって、とてもうれしかったですし、やっぱり自分はステージに立つのが好きなんだなって改めて思いました。
NAOKO:今日限りのすてきな衣装でもあったので、わくわくドキドキもありました。
JISOO:パフォーマンスでは、もっとこうできたらという反省点もありましたが、会場の皆さんの反応がとてもうれしかったです。
KOHARU:今日初めて私たちを見る方がいらっしゃったと思うんですけど、そんな方々が目線をくれていることにゾクゾクしました。私たちのことを知ってくれたな今、っていう瞬間に立ち会えたのがすごいうれしかったし、楽しかったです。気持ちよかったです!
——どんな思いでステージに臨みましたか。
MOMOKA:HANAとして初めてのステージだったので、自分たちのことを知らないお客さんの方が多いだろうなと予想していました。「心、奪っちゃうぞ」って気持ちで頑張りました。
MAHINA:私たちのことを知らないお客さんもたくさんいると思うので、そういった方たちにも『なんだ、この子たち』と思っていただけるようなパフォーマンスをしようと思っていました。
CHIKA:今回のパフォーマンスで皆さんにどう私たちの自己紹介をするかっていうのが大事だと思っていたので、強い想いをもって臨みました。
YURI:HANAのステージを見てる時だけは「何もかも忘れて楽しんでくれ」っていう気持ちで挑みました。
NAOKO:お客さまの心も、ステージの会場全体の空気を全部HANA色に変えようという思いでした。
JISOO:来てくださるたくさんの方が楽しめるように、と思っていました。
KOHARU:「エナジーを爆発させていくぞ」ってイメージしながら挑みました。
——ステージに出る前、声をかけたり、円陣を組んだりしましたか。
KOHARU:初めて7人で円陣を組みました。
CHIKA:CHIKA的な円陣のコンセプトは気合と落ち着き。やりすぎちゃうと伝わらないから、落ち着こうねって。
■HANAの“もくろみ”は「世界中のネガティブなNoをYesにすること」
HANAは、4月2日に配信リリース、23日にCD発売されるデビュー曲「ROSE」でソニー・ミュージックレーベルズよりメジャーデビューすることが決定した。
——今後の目標は。
KOHARU:7人全員でいろんなところへ行き、いろんな方々にあって、いろんな経験をして。とにかくたくさんの経験をこの7人でしていきたいな。(メンバーに)一緒に、ね?
JISOO:もっとたくさんの方々と会いたいなと思いつつ、みんなで元気に幸せに過ごしたいという気持ちです。
NAOKO:たくさんの方々に会いに行きたい。その中でメンバーとおいしいものを食べたり、それを写真に残したり楽しみながら、ずっとずっと活動を長く続けていきたいです。
YURI:HANAが枯れることなく一生続けばもう幸せです。
CHIKA:みんなで幸せになりたいし、見てくれる方々も幸せにしていきたいです。
MAHINA:世界中の方々に7人が作り上げた音楽をお届けして、笑顔や元気を届け、元気づけられるような存在になれたらいいなと思います。
MOMOKA:私は一人ひとりの幸せを願っています。私たちだけじゃなく、関わってくれてる人すべての方の幸せの輪がもっともっと大きくなっていけばなと思っています。そのために自分たちも頑張って活動していこうと思います。
——グループとしての最終目標は。
KOHARU:私たちの“もくろみ”は、世界中のネガティブなNoをYesにすることです。
NAOKO:ありのままで過ごしていけるような世界にしたいです。
YURI:「頑張れ」と背中を押すというよりは、一緒に頑張ろうって寄り添えるアーティストになりたいです。
CHIKA:自分も音楽で救われたので、救えるアーティストになっていきたいなって思います。
MAHINA:7人が大好きなので、その7人が幸せでいるのも大事なのですが、いろいろな方をもっと幸せにしたいです。
MOMOKA: 7人とも、今まで戦ってきたこと、過ごしてきた人生が違うので、一人ひとり違うものを救えたらいいな。7人の中で、自分でしか救えないものっていうのを大切にして活動していきたいなと思います。
■“夢”を追う人にエール「途中でついた傷ってすべて美しくなる」
HANAは、SKY-HIがCEOを務めるマネジメント/レーベル「BMSG」が、ラッパー/シンガーのちゃんみなをプロデューサーに迎えたオーディション番組『No No Girls』より誕生した。募集時には「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」と応募者が募られ、7000人を超える応募者が参加。デビューメンバーだけではなく、練習生それぞれが夢を追いかけるストーリーが感動を呼んだ。
——夢をかなえるために大切なことは。
MOMOKA:自分たちは夢を叶える第1歩を歩みだしたところだと思いますが、その第1歩を踏み出すまでにはつらい時間が多くて、辞めたいな、もういいやと思ったりすることもありました。けれど、そん中でも「なんか、諦めたくない」って気持ちを大切にしてほしいです。その思いは芯にあるものだと思うので、それをずっと忘れずにいてほしいです。
CHIKA:私も諦めずにいることの大切さを伝えたいです。
YURI:ちゃんみなさんからももらったお言葉で「ずっと努力し続けるのは良いことだけど、昔の自分を1回振り返ってみるのも大事」というのが自分の中で大切にしている言葉です。受け継いだものを、私も伝えたいなと思います。
NAOKO:無理しないといけない時とや、つらい時期が来ると思いますが、やっぱり自分のことを、これをクリアできたというタイミングでちゃんとほめていって。それを重ねれば重ねるほど、それが努力につながるので、がんばって。
JISOO:夢をかなえる過程でもつらいことが多いと思うんです。私もいっぱい諦めようとしたことがあるので。でも、諦めずに一緒に頑張ってほしい。そして、心と体も元気でいてほしいです。
KOHARU:夢を追いかけることってすごくしんどいと思うんですよね。経験上、なんでこんな頑張ってるんだろうと、思ってしまう時期もあると思うんです。でも、途中でついた傷ってすべて美しくなる。「PAIN IS BEAUTY」(ちゃんみな)って曲のとおり、経験すべてがあなたが美しくするっていうことを伝えたいです。
——今につながっている学生時代からの取り組みは。
MOMOKA:体育会系の部活だったので、先生と協議をする機会がありました。自分の意思をしっかり持つっていう部分ですごく学びになってますし、今の活動で活きていると思います。
MAHINA:現役学生なのですが、学校では勉強を頑張っていて、計画どおりに何かを達成するという経験が今につながってるかなと思います。
CHIKA:まわりの方やアーティストさんのいい部分を盗むことをすごくやっていました。マライアキャリーさんの曲でも対抗心を燃やして歌っていたので、それぐらいの情熱は持っててよかったなって思います。
YURI:テスト勉強をする時にちゃんと計画を立てるタイプだったので、それは今でも練習の時に役立っているのかと思います。
NAOKO:思ったことや考えたことをすぐノートに書いていました。それが習慣になっていて、これからの活動にもつながるんじゃないかな。
JISOO:効率的なことが好きで、毎日やることを決めていたのですが、今でも「きょうはどこのスタジオでこれを効率的にしよう」など、効率的な練習ができてます。
KOHARU:母に日記付きのカレンダーを付けなさいってずっと言われていて、学生の頃からやっていました。カレンダーを使うことによって計画性も生まれるし、日記をつけることによって、自己分析に活きていると思います。思ったことやあったことを書くといいと思います。