紅白歌手・純烈「路上プロレスで石灰浴びながら歌った」過去

3月22日(金)16時0分 NEWSポストセブン

エンターテインメントプロレス「マッスル」に参戦した純烈のメンバー(DDTプロレスリング提供)

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 念願の紅白出場を果たし、“スーパー銭湯アイドル”として全国区の人気者となった純烈。実は彼らには、下積み時代に始まる「プロレス」との浅からぬ縁がある。


 2月16日、両国国技館。DDTグループのエンターテインメントプロレス「マッスル」のリング上では、とあるバトルロイヤル(3名以上が同時に戦い、最後に残った1人が勝者となるプロレス形式)が行われていた。


 大型レスラーもいれば女子レスラーもいるリングに、なぜか純烈のリーダー・酒井一圭(かずよし)の姿があった。解説席には、他の3人のメンバー。酒井は様々な選手が入り交じるリングで、時に雄々しく、時にコミカルに振る舞い、勝ち残り続ける。解説席の純烈メンバーもマイクで会場を盛り上げると、酒井は最後の2人にまで残った。惜しくも優勝は逃したが、ナイスファイトを見せた酒井とナイスマイクパフォーマンスを見せた純烈メンバーには会場から大きな拍手が巻き起こっていた。


 この日、純烈結成前にプロレスラーとして活動していた酒井は8年4か月ぶりに「マッスル」のリングに復帰した。酒井だけではない。純烈の他の3人まで、当然のようにリングに上がりパフォーマンスを披露したのだ。そして前述の通り酒井の試合のときには3人が解説も担当するなど、純烈は全員でマッスルに参戦した。


 この時の様子を、自身もMCや演出家役でリングに上がる、DDTプロレスリングの今林久弥氏はこう語る。


「ノリがいいですよね。僕らがこんなことやりたいと提案すれば、(酒井)一圭は絶対面白がってくれるだろうけど、いろいろナーバスな時期だから他のメンバーはどうだろうって思ってました。でも楽しんでやってくれてましたね」


 実はちょっと“きわどい”ネタもあったマイクパフォーマンスは、ほとんどがメンバーによるアドリブだという。


「メンバーが『アドリブOKなんで』って言ってくれて。こちらからこういうこと言ってくださいなんて言ってないんですよ。さすが、お客さんが楽しんでくれることを第一に考えてきたグループですね」(今林氏、以下同)


 世間を騒がせたメンバー脱退騒動の後というナーバスな時期ではあったが、純烈の盛り上げは見事の一言。この日、国技館中で光っていた無数のペンライトを見る限り、ファンは間違いなく楽しめていただろう。


 実は純烈メンバーがプロレスに参加するのはこれが初めてではない。2013年にDDTプロレスリングが行った「路上プロレス in 宮地鉄工所」に純烈は全員で参加。ライブを行っただけでなく、なぜか勃発したプロレスに巻き込まれてしまう。


「屋外の工場が会場なんですが、純烈がフォークリフトの荷台に乗って登場して、そのままトラックの荷台で歌って、途中でレスラーが乱入する(笑)。試合になって、戦いに巻き込まれて、石灰まみれになりながら最終的にボロボロの中、最後にもう1曲歌う、みたいな」


 この路上プロレスは、数々のアイドルやミュージシャンも参加する大きなイベントへの出演をかけて行われた。そして純烈は見事イベント出演を果たし、オープニングライブでイベントを盛り上げている。


「路上プロレスもそうだけど、マッスル参戦も『純烈が今やるべきことはこれだ』という信念みたいなものがあって参加してくれてるんじゃないですかね。騒動のときの会見の言葉ひとつ取ってもそうですけど、すごいですよ彼らは。見ていて思うんですけど、また紅白出るんじゃないですか」


◆取材・文/大木信景(HEW)

NEWSポストセブン

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