吉永小百合 平和への願い込めて詩を朗読「二度と戦争が起こらないよう、との思いで」
2025年3月22日（土）5時26分 スポーツニッポン
吉永小百合（80）が21日、東京都港区のサントリーホールで行われた「東北ユースオーケストラ演奏会2025」に出演し、平和への願いを込めて3編の詩を朗読した。
23年に71歳で永眠した音楽家の坂本龍一さんが東日本大震災で被災した東北の復興支援を目的に13年に始めた演奏会。吉永は「戦後80年。二度と戦争が起こらないよう、との思いで臨みました」としみじみ語った。
今年は岩手、宮城、福島の被災3県の小学生から大学院生で構成されたメンバーをはじめ、支援演奏家も含めて約100人のメンバーが参加し「東風」や「戦場のメリークリスマス」などメドレーを含めて15曲を熱演。「Piece for Illia」を坂本さんと共同制作したウクライナ出身のバイオリニスト、イリア・ボンダレンコ（23）とピアニストの三浦友理枝（43）がゲスト出演し花を添えた。
吉永は戦禍の中、駆けつけたボンダレンコについて「気さくで良い方」と話し、大相撲で活躍する2人のウクライナ人力士、安青錦（20）と獅司（28）を応援していることも明かした。公演は昼・夜で3400人を集めた。
