最終回「おかげでした」小泉今日子も松嶋菜々子も呼ばれず

3月23日(金)21時0分 まいじつ


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前身番組から数えて約30年間続いたフジテレビのバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が3月22日に最終回を迎え、計1340回に及んだ歴史に幕を下ろした。


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最終回の平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)と、前週の7.1%から2.6%アップしたものの、ふた桁には届かなかった。そもそも、これだけ長きにわたった歴史ある番組の最終回であるにもかかわらず、放送の時間枠はレギュラーのときのままで、ゲストもこの番組から生まれた音楽ユニット『野猿』のメンバーと、ゲストの第1号だった歌手の松田聖子だけという、何とも中途半端なラストという印象を視聴者に与えてしまった。


「かつて出演していた宮沢りえ渡辺満里奈が最終回直前にゲスト出演していましたが、それ以外にも小泉今日子や、長年のファンなら間違いなくニヤリとする松嶋菜々子あたりを呼んで名シーンを見せてくれたら、10%超えどころ15%近くまで届いたのではないでしょうか。『笑っていいとも!』の最終回のように、派手な演出を見たかった視聴者はきっと多かったと思います。少し寂しさを感じてしまうエンディングでした」(テレビ雑誌編集者)


この番組は、特別番組からレギュラー化され、1988年10月に『とんねるずのみなさんのおかげです』としてスタート。1997年6月に現在の番組名に変更された。人気お笑いコンビ『とんねるず』の石橋貴明と木梨憲武が繰り出す、さまざまなパロディーが視聴者に大受けし、人気女優やアイドルらがこぞってコントに出演するなど一大ブームとなった。だが、最近は視聴率の低迷が続き、内容もマンネリ化が続いていた。



時代を創ったテレビ番組


「番組を終わらせる本当の理由は、予算の掛け過ぎが最後まで修正されなかったことに尽きます。とんねるずのふたりだけで月に4000万円は出ていましたし、ゲストのギャラも破格。この番組だけは不景気にあっても“バブル状態”のままでした」(芸能関係者)


最終回のゲストとして出演した『野猿』は、とんねるずと番組のスタッフで構成された音楽ユニットで、1998年4月から2001年5月まで活動していた。シングルCDやアルバムが飛ぶように売れ、2年連続でNHK紅白歌合戦にも出場するなど爆発的な人気を誇った。いまでこそ当たり前の光景になったが、当時“お笑いがアイドルとして時代を駆け抜けた”のは衝撃的で異質だった。


「バブル世代にはこの番組の終焉は寂しいものがあります。ですが、これもひとつの時代の区切りだとして受け入れるしかないでしょう」(放送作家)


“時代を創ったテレビ番組”だったことは間違いない。



まいじつ

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