伊藤あさひ、「人生が変わった」戦隊ヒーロー経て次なるステップへ

3月23日(土)8時0分 オリコン

FOD(フジテレビ・オン・デマンド)の連続ドラマ『高嶺と花』に出演中の伊藤あさひ (C)ORICON NewS inc.

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 世間を騒がす快盗からイタリア人御曹司の役に華麗なる転身——。先月まで放送された特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日)でルパンレッド・夜野魁利を演じた伊藤あさひ(19)が18日より配信スタートしているFOD(フジテレビ・オン・デマンド)の連続ドラマ『高嶺と花』でイタリア人の御曹司役に挑戦している。ORICON NEWSでは1年にも及ぶ『ルパパト』を卒業し、次なるステップに進む伊藤に動画インタビューを敢行。本作のみどころや『ルパパト』で学んだことなど語ってもらった。

■「ヒーローになれたことが自信に」“戦隊”を通して感じた成長
 
 トレードマークだった金髪も今ではすっかり落ち着いた黒髪となった。染め直す前は街なかでも気づかれることが多かったそう。「撮影帰りは髪をアイロンでぐるぐる巻きにしていたので帽子の隙間からも見えていて、それで気づかれていました」とうれしげに笑う。「あの作品で人生が変わった。本当にいろんな人に知ってもらえたので自分のなかで誇りです。子どもたちの憧れの存在、ヒーローになれたことが自信につながっています」。1年ほど前、『ルパパト』の宣伝でORICONに来社した際はまだ初々しかった彼だがどこか一皮むけた印象だ。
 
 『高嶺と花』は2014年12月より少女漫画雑誌『花とゆめ』(白泉社)にて連載されている師走ゆき氏による年の差・身分差ラブコメディー漫画を実写化。ハイスペックイケメン御曹司・高嶺(高杉真宙)と姉・緑の替え玉として変装した妹で10歳下の女子高生・野々村花(竹内愛紗)の恋を描く。 伊藤は高嶺の大学時代の友人であるイタリア人の美青年で、有名ブランドを手掛ける一族の御曹司のニコラ・ルチアーノを演じている。

 『ルパパト』で学んだことは今回の『高嶺と花』の撮影でも生きてきたといい、「カメラの前で振り切ってやる、度胸がついたなと思います。『ルパパト』がなかったらここまでカメラの前で自信を持って演じられたかな」。そして、「伝えたいことをちゃんと伝えられるようになった。『ルパパト』では信念を持って行動してきたというバックボーンのある役をやっていたので、役を通して自分のなかに芯ができたような気がします」と胸を張る。

 役設定では自分の実年齢より7歳上のイタリア人で御曹司…とあって「自分には要素がひとつもない」と戸惑う部分もあったそうだが「身振り手振りは大きく、大胆に。自分のなかでも殻を破ったというか、演技の幅が広がりました。原作の身振り手振りや仕草や目を研究させていただいてから撮影に挑みました」と自分なりにどんどんチャレンジしていった。

 モテモテなルチアーノの“顎クイ”など胸キュンな言動も彼にとっては初の試み。「少女漫画原作にも興味があったのでできてよかった。この役だったら全然照れなかったです。役になりきっちゃえば、段取りとかでは正直照れてしまったけど、モニターのところから笑いが聞こえて(笑)。監督には女の子全員を落とすつもりで…と言われました(笑)」と振り切った演技にも注目してほしい。

 実年齢より大人っぽく見られるというが、今回意識したのは「大人の色気」。次の作品では「金髪の役を2つ演らせてもらったので今度は黒で他の役もやってみたいです。この作品では学園パートに関わってなかったので今度は黒髪で学園モノをやってみたい」と学生役にも興味。

 なかでも挑戦したいというのは映画。「自分ができることはなんでもやっていきたいですが、『ルパパト』の映画以外は出たことがないので出演してみたいです」。2作品続けて、同世代の俳優たちとの共演となったこともあり、「同世代で第一線で活躍している方々に食らいつけるように頑張っていかなくては。同世代の俳優さん女優さんが出演している、いろいろなドラマや映画を観るようにしています」と刺激を受けている。

 大きな節目となる作品を終え、20代まで残すところ、あと1年を切った。十代で印象に残ったことは『ルパパト』はもちろん、「この業界に入ったのが高校生の時だった。これからの人生への覚悟ができた十代だったなと思います」とこれまでの歩みを振り返る。残る1年は「戦隊という大きな作品がひとつ終わったので、この1年は自分になにができるのかを見極めたい。いろいろなことを挑戦したいのでこれからの目標を立てるような1年にしたい」と掲げた。

 そんな彼に共演してみたい俳優を尋ねてみると「戦隊のメンバーとはあと何年かした後、戦隊以外のところで巡り合ってまた熱いお芝居ができたらロマンチックですよね」と夢見る。役者としてそれぞれが成長し、運命的な再会で世間を騒がせてもらいたいものだ。

 このほか、動画インタビュー内では、プライベートではカメラにハマっているという伊藤の撮影した写真や多忙な日々での癒やしとなっている愛犬とのショットなどを公開。戦隊ヒーローでも御曹司でもない、素のままの表情をのぞかせている。

オリコン

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