橋下徹氏が暴露「車代20万円をごっつあんですって」 国会議員の“文化”を断罪「国民の感覚を逸脱」
2025年3月24日(月)21時1分 スポーツニッポン
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が24日放送のBSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月〜金曜後8・00)に出演。商品券配布問題で苦境に陥っている石破茂首相について、FNNの世論調査では62・6%が「辞任の必要はない」と回答したことを受けてコメントした。
共同通信社が22、23両日に実施した全国電話世論調査で、石破内閣の支持率は前回調査(2月15、16両日)から12・0ポイント急落して過去最低の27・6%に。FNNの世論調査でも30・4%だったが、一方で「商品券配布を受けて辞任するべきか」には6割超が「辞任の必要はない」と答えた。
この数字の食い違いについて聞かれると、「多くの国民は(商品券問題を)容認したわけじゃないと思う。10万円の贈り物なんて断固許せないというのが一般の国民の感覚」と橋下氏。そして自民党の国会議員と会話して「勘違いしている」と感じたこととして「自民党は完全にダメと言われたわけじゃないみたいな…許されるんじゃないのっていうことを思ってる自民党議員がいる」と明かした。
「とんでもないです。これは国民が賢明で、7月の参院選を前に変えたって、参院選で自民党が負けたらまた変わるのってことですから。今ここで変えなくても参院選で審判受けるじゃないかと。それを見て自民党が負ければそこで変わればいいし、勝てば継続でもいいしということで、今ここで変えなくても参院選を見ましょうという極めて合理的な国民の判断であって、決して自民党が支持されたわけでもないし10万円が許されたわけでもない」と今夏の参院選を見据えての“判断”だと説明。
そして「これこそ僕が言い続けてきた飲み食い政治」と批判し、「20万円ぐらいのワイン贈ったりしているところ知ってる」「民間主催者の勉強会でお車代20万円が入っていた。自分は返したが国会議員は全員ごっつあんですと帰っていった」などと暴露。「こんな人たちが国民のことを考えて政治ができますか?国会議員は何のために当選したいかというと、政策をやりたいからというよりこういう生活をしたいから。あまりにも国民の感覚を逸脱している」と厳しい口調で非難していた。