“100%負ける”と断言された男女平等裁判の逆転劇 「ビリーブ 未来への大逆転」を採点!

3月25日(月)17時0分 文春オンライン

〈あらすじ〉


貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)は、1956年に名門ハーバード法科大学院に入学する。一学年上の夫マーティン(アーミー・ハマー)と家事や育児を分担しながら学業に励み、移籍先のコロンビア法科大学院を首席で卒業するが、“女性・母親・ユダヤ系”のルースを採用する法律事務所は一つもなかった。大学教授となったルースは70年に、男性であることを理由に、親の介護費用控除が認められなかった訴訟記録を目にする。この判決を覆し男女平等の社会へ一歩を踏み出すため、彼女は自ら弁護を買って出る。


〈解説〉


86歳で現在も現役、今や「RBG」の愛称でアイコンとしても人気の最高裁女性判事が、史上初の〈男女平等〉裁判に挑んだ実話。監督は『ザ・エッグ』のミミ・レダー。120分。





  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★☆☆70年代のアメリカにこういう人が闘ったからこそ今がある、その夫も偉い、と感心したが、舞台が法曹界ゆえの硬さが難。




  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆主人公の功績を讃えようとするあまり、語りが一本調子で、前のめり。変り者の側面や異様な勤勉さも描いてほしかった。




  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆今も当たり前にされている女性差別の現実と、その闘いを描いている。夫婦が争わないのがいい。気持ち良く楽しめた。




  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆ノトーリアスRBGの異名を取るかっこいい才女の若き日を描くが、意外にお堅い作り。『ドリーム』の追随的立ち位置?




  • 洞口依子(女優)

    ★★★☆☆フェリシティとアーミー・ハマー。どうしたってスーツの下のセクシーさを隠しようない2人。最強のRBGなのに線は弱い。







©2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.



INFORMATION


「ビリーブ 未来への大逆転」(米)

3月22日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー

監督:ミミ・レダー

脚本・製作総指揮:ダニエル・スティエプルマン

出演:フェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、ジャスティン・セロー、サム・ウォーターストン ほか

https://gaga.ne.jp/believe/




(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年3月28日号)

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