維新・前原誠司氏「自民支持率が上がれば捨てられて終わり」 与党の“補完勢力”に否定的な考え示す
2025年3月25日(火)22時20分 スポーツニッポン
日本維新の会の前原誠司共同代表(62)が25日放送のBS日テレ「深層NEWS」(月〜木曜後6・58)に出演し、自民、公明両党との連立政権に否定的な考えを示した。
番組では、読売新聞編集委員の伊藤俊行氏が、自公政権を安定させるために国民民主が連立に加わった場合、同党の玉木雄一郎代表を首相に担ぐアイデアが自民の中でささやかれていると紹介した。
前原氏は「国民民主さんがどう考えられるかは国民民主さんが決められるべき」としたうえで、自社さ連立政権(1994年6月〜98年6月)での経験を披露。自身は新党さきがけに所属していたが、「議員数は10対3対1だったが1対1対1の非常に丁寧な、自民党からすると謙虚な政権運営が行われていた」と振り返った。
そして自民党の支持率が回復して首相が村山富市氏から橋本龍太郎氏に交代すると「社民党とさきがけは“お疲れさん”って言って捨てられるわけですね、結局」と連立の結末を語り、「(自民と)公明との関係がうまくいってるのは公明の支持団体の票があるから、自公連立は長続きしている。自民・公明と組んだら、おそらく支持率が上がれば捨てられて終わりということになると思う」と私見を述べた。
そして「国民民主さんがどう考えられるかですが、我々からするとこういう補完的なものは否定的だと申し上げておきたい」と続けた。