「オメガトライブ」「クレイジーケンバンド」元ドラマー廣石惠一さん死去 64歳 脳出血のため
2025年3月25日(火)18時56分 スポーツニッポン
1980年代の音楽シーンを席巻した人気ユニット「杉山清貴&オメガトライブ」やロックバンド「クレイジーケンバンド」で活躍したドラマーの廣石惠一さんが16日に脳出血のため死去した。64歳だった。25日にクレイジーケンバンドの公式SNSが明らかにした。
クレイジーケンバンドの公式インスタグラムでは「1997年の結成時から2022年までクレイジーケンバンドのメンバーとして活動された廣石惠一氏が、令和7年3月16日、脳出血のため64歳で逝去されました」と伝えた。
そして「謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心から故人のご冥福をお祈りいたします」と、故人を悼んだ。杉山清貴も自身のインスタグラムを更新し、訃報を伝えた。
廣石さんは1985年で解散した「杉山清貴&オメガトライブ」のメンバーとして活動。「ふたりの夏物語-NEVERENDINGSUMMER-」などヒット曲を生み出した。その後、クレイジーケンバンドの結成当初からドラムス・パーカッションを担当。22年8月末から膝関節炎療養のため活動休止し、バンドとの方向性の相違から23年3月に脱退した。
2023年には「杉山清貴&オメガトライブ」がデビュー40周年を機に再集結。「FIRST FINALE TOUR 2024」と題して全国ツアーを開催したが、廣石さんは体調不良のため不参加となっていた。