「Apple TV+」発表のスティーヴン・スピルバーグ監督に「矛盾」の指摘
2019年3月26日(火)16時10分 シネマカフェ
イベントでは前述のセレブたちがそれぞれの作品のプレゼンテーションを行った。スピルバーグ監督は、製作総指揮として自身のオムニバス・ドラマ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」をリバイバルすることを発表。会場を大いに沸かせた。
しかし、インターネット上には「複雑」な感想があふれた。スピルバーグ監督は以前から「ストリーミング配信サービス向けに作られた作品は、オスカーを受賞するにふさわしくない。エミー賞の対象である」という意見を主張していたが、今年のオスカーで「Netflix」オリジナル作品『ROMA/ローマ』が監督賞などを受賞。これを受け、スピルバーグ監督は今後、「Netflix」などのオリジナル作品をオスカーの受賞候補にしないための働きかけを行っているとつい最近報じられたばかりだった。
そのため、「Netflix論争を起こしたスピルバーグが、Apple TV+の宣伝? なるほどね」と矛盾の指摘や、「もし、またはいつかスピルバーグがApple TV+のために映画を作るとしたら、その作品でオスカーは欲しくないってこと?」という皮肉のきいたコメントが寄せられた。