Rush×300、容姿に甘んじない泥臭さを見た『T.O.P〜AsKingCobra〜』発売記念ライブをレポート

3月26日(月)18時0分 OKMusic

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三寒四温、冬に寒い日が三日間ぐらい続き次の四日間ぐらいが暖かい日が続くこと。昔の人は本当にうまいこと言ったものである。この日々の繰り返しを経て、四季は寂しげな冬から心躍る春へと移り変わってゆく。しかし、この“三寒四温”は季節に限ったことだけではないのではないのだろうか。いいことと悪いことが繰り返し起こり春を手にするというのは、夢を追うすべての人にいえる気がしている。Rush×300という、イケメンダンスヴォーカルユニットもまた然りだ。

これまでの活動で山あり谷ありの道を歩んできた彼らは、この2018年に夢を掴むための一歩を踏み出そうとしている。3月24日(土)マウントレーニアホールで開催された『T.O.P〜AskingCobra』発売記念ライブで見たのは、イケメンというブランドに甘んじない泥臭い5人の少年の姿だった。公演前に行われたインタビューでは彼らの熱い意気込みが語られた。

【Rush×300 インタビュー】

——『T.O.P〜AsKing Cobra〜』のリリースおめでとうございます。今回のリリースライブはいつくらいから準備されていたんですか?
有働拓磨(以下、拓磨):衣装から考えると、1ヶ月前くらいからですかね。PVの衣装はスタッフさんが考えてくださっていたんですが、今回のライブ衣装は僕がデザインを担当していて。コンセプトは、「2018年もクールに輝き続けるRush×300」。黒とラメを基調にしつつ、各々の個性にこせたデザインになっています。翔平は貴族の子ども、伽寿也は王道のキラキラアイドル、僕はミステリアスな王子さま。よっち(小笠原慶顕)は私服がストリートっぽいのでジャケットを着るフォーマルなスタイルにして、りょうちん(千葉良祐)は身長をカバーするためにファーをつけてボリュームを出しました。

——今回のセットリストは、どのような感じで決めたんでしょうか?
結城伽寿也(以下、伽寿也):全員で話しあいしたよね。
千葉良祐(以下、良祐):一発目からブチ上がる感じにしたいよね、ってなって。バーンって始まってバーンって終わる(笑)。
伽寿也:僕たち普段から激しい曲が多いんですけど、その中でも選りすぐりの激しい選曲。もう死ぬ気でやります!

——みなさんそれぞれの思い入れがある曲は、どれになりますか?
長島翔平(以下、翔平):僕は「White Edge」ですね。使う声域が広いので、すっごく緊張するんです。毎回リハからちゃんと声を出すように意識する、一番気合が入る曲ですね。
拓磨:「SSS」だなー…。初披露の時に胃腸炎になってしまって、ライブ出れなかったんですよ。悔しくて家で泣いてましたもん。
伽寿也:僕の好きな曲は「Whyll」かな。僕たち初の応援歌なんですよ。頑張りたいときに自分に歌って聴かせることもできるし、もちろんファンのみなさんも応援できるから大好きですね。

——千葉さんはいかがですか?
良祐:「T.O.P〜AsKing Cobra〜」ですね。僕は全体的にソロで歌うパートが少ないんですけど、この曲はわりと長めに歌う部分があって。おいしいところをもらえたので、すごく嬉しいんですよ!
小笠原慶顕(以下、慶顕):ダンスもひとりでパッ!ってでてくるから、かっこいいしね。その時のドヤ顔はんぱないけど(笑)。
良祐:そういうよっちは何が思い入れあるの?
慶顕:「Rush For Your heart」かな。僕と伽寿也は1stシーズンからのメンバーなんですけど、Rush×300のお披露目会で披露したのがその曲なんです。ファンの方もずっと大切にしてくれてる曲だし、僕たちにとってもライブのとりにするくらい大切な曲ですね。あと、この曲は名前を呼んでくれるコールがあって! それも嬉しいんですよ。
伽寿也:ファンの方たち、すごいよね。僕らからは1回も「こういうコールにしてください」って言ったことないのに、みんなカンペキなんだもん。たとえ新曲をやったとしても、次のライブではもうコールが広がってて。一体感あって、すっごく好きです。

——今回は新曲もあるそうですね。
拓磨:そうなんです! SEと「Invisible Monkey」の2曲があります。どっちもポップというよりは、クールな感じですね。
良祐:SEに関してはフリ入れしたの昨日っていう(笑)。
伽寿也:「Invisible Monkey」も3日前くらいだっけ?
——運営の方は、ドSか何かですか…?
伽寿也:そうかもしれないです(笑)。でも、僕らへの信頼の現れかなと思っていて。「あいつらならできる」と思っていただけてるからこそなので、カンペキにやりきるまでですね。

ーーあと1時間でライブが始まりますが、いまの意気込みを教えてください。
良祐:マウントレーニアホールをつぶす勢いでやります! 悲鳴で天井を突き抜けさせて、ジャンプで床を抜けさせる勢いで。
拓磨:僕は衣装への反響も楽しみ。前回が好評だったので、なおさらですね。
伽寿也:じゃぁ、その衣装を壊さないようにすることを目標にしようかな(笑)。
良祐:絶対に嘘! すでにほつれてるのみたもん(笑)。
伽寿也:それは、一生懸命ゆえだから(笑)。でも1番は、お客さんに楽しんでもらうことかな。「Rush×300は大きいステージが似合うね」ってファンの方が言ってくれるから、今回も楽しんでいただけたら。
翔平:僕は、2018年が間違いなく2017年を超えていくっていうのを魅せつけたい。
良祐:たしかに。あと、今日来なかった人たちを後悔させたいよね。僕らの勢いを現場で見て欲しい!

——では最後にファンの方にメッセージをください。
伽寿也:今年はすごい流れが変わる年になると思うので、年末に向けて頑張っていきたいと思います。
良祐:地方もいっぱい行くし、アルバムも出すしね。
翔平:初めてのレコ発ツアーも楽しみだなぁ…。
良祐:ここだけの話、もしかしたらTSUTAYA O-EAST以上に大きなステージに立てるかもしれないので。
拓磨:そのライブを成功させたら、きっと武道館も見えてくるよね。そこに立ってる自分を想像してみたけど、泣いてたもん…(笑)。
伽寿也:日ごろのステージはもちろん地方遠征や大きいライブも頑張っていくので、ファンの方々にも熱い気持ちでついてきていただけたら嬉しいです。メンバー、ファン、スタッフでひとつのファミリーとして違うステージに。絶対にもっといい景色を見せるって約束するんで!

【Rush×300 ライブレポート】 3月24日@マウントレーニアホール

スクリーンに映し出された数字が0になると、ステージは暗転しSEが流れ始めた。画面にメンバーの姿が映しだされ、黄色い歓声がホールを飛び交い今まで腰を下ろしていたファンが自然と立ち上がる。約3ヶ月ぶりのワンマンライブ、観客がいかにこの日を待ち望んでいたかということがわかる光景だ。

舞台にメンバーが現れ、オープニングを飾ったのはライブタイトルにもなっている「T.O.P〜AsKingCobra〜」。長島翔平が伸び伸びとした歌声を響かせる裏で繋がれる4人のソロダンスやコブラを想像させる振付など、1曲目にも関わらずキレのあるパフォーマンスで人々を引きこんでいく。続いて披露された「mrBOY」は、“愛してまーす!”や“かわいい、かわいい、超カワイイ〜!!”という刺激的な合いの手が入る1曲。結城伽寿也が妖艶な腰づかいのダンスで魅了し、千葉良祐が“せーの!”と声をかけ盛り上げる。ダンスのフォーメーションチェンジが激しい「Red Siren」でも、息切れした様子は一切見せない。長い手足を活かした大きな振りで目を引きつつ、静と動を意識したメリハリのあるダンスで虜にする。こうやって人々を惹きつけてきたのだと、実感せずにはいられない大胆な振る舞いだ。

MCを挟んで導かれたのは、サイケデリックな音とキメキメなダンスが特徴的な「Whyll」。振付のなかにさりげなく投げキスを入れてくる有働拓磨は、まさしくステージ上の王子様。油断をしているところ、ビジュアル担当の威力を思い知らされる。ぴょんぴょんとしたうさぎダンスが可愛らしい「フルスロットル〜Psycho Rabbit〜」、とびきりの色っぽさでファンを酔わせる「灼熱〜Despacito IGUANA〜」と息つく暇もない激アゲチューンを披露した。

拓磨が15時間かけて作った特別アニメーションの間に、メンバーは衣装をチェンジ。黒とラメを基調とした衣装は各々の個性をジャストにとらえていて、5人の魅力がさらに際立っていた。新衣装で最初に披露したのは、新曲である「Invisible Monkey」だ。サルを真似したダンスがクールで、こんなにもかっこよく表現することができるのかと呆気にとられる。「しーっ!」という振付はファンにとってたまらなかったようで、会場には割れんばかりの黄色い声が響いていた。
ボーカルとラップの掛け合いが面白い「White Edge」をパフォーマンスするころには、すでにライブは後半戦に突入。リーダーである伽寿也が「もっといい景色を見せたい、その一心で歌います」と宣言し始まったのは「YOAKEMAE」である。ミディアムテンポなバラードには、思いのこもった言葉がしっかりと乗っていて“伝えよう”という意志を強く感じた。“必ずこの場所に会いにいくから”という歌詞が胸に刺さったのは、武道館で絶対に会おうという彼らの泥臭い信念を垣間見たからかもしれない。

休む間もなく駆け抜けてきたライブもラストスパート。曲名がコールされて歓声があがったのは「SSS」だ。指つきと腰遣いがセクシーな振付は、女子の妄想を掻き立てること間違いなし。小笠原慶顕のハイキックからのラップにはいるさまは大胆不敵で、それに呼応するかのごとくいつも以上に黄色いサイリウムが空を舞っていた。ノリノリなEDMソングの「Rush For Your mind」を挟み、いよいよクライマックスへと向かっていく。ラストを飾ったのはハートのフリが女子の心を鷲掴みにする「Rush For Your heart」。ファンの「うりゃ、おい!」という掛け声にもより熱がこもり、メンバーのパフォーマンスを底あげする。最後の最後まで全力でかけぬけ、全14曲を魅せつけたのだった。

彼らがステージから去り、ほどなくしてアンコールに導かれる。「なにがなんでも アンコール」なんてコールされたら、応えないわけにはいかない。残りの力を出し切り「T.O.P〜Asking Cobra〜」、「Invisible Monkey」、「mr BOY」の3曲を披露。最後には、“Rush×300 We are”という掛け声で一夜を締めくくった。

「イケメンは人生イージーモード」というのはよく聞くフレーズだが、本当にそうなのだろうか。もちろん、ちょっとチヤホヤされるだけなら容易いことかもしれない。しかし本当に手にしたい夢がある場合、それは切り札の1枚に過ぎない。Rush×300というイケメンダンスヴォーカルユニットが、TSUTAYA O-EASTに立てたこともマウントレーニアホールに立てたことも彼らの隠れた泥臭さあってなのだ。全国ツアーにアルバムリリースと、2018年に彼らは勝負をかけている。コブラのように牙をむき出しにし、時代に噛みつこうとしていうRush×300から今後も目が離せない。

TEXT : 坂井 彩花
PHOT:YUSUKE YAMANAKA (RopEar/Chiap!)

◆Rush×300
結城伽寿也(ユウキ カズヤ)、小笠原慶顕(オガサワラ ヨシアキ)、千葉良祐(チバ リョウスケ)、長島翔平(ナガシマ ショウヘイ)、有働拓磨(ウドウ タクマ)5名のキレとシンクロ必見のイケメンダンスヴォーカルユニット!

◆SNS
オフィシャルサイト:https://rush300.com/
Twitter:https://twitter.com/rush300ex

2018.4.5 「T,O,P〜As King Cobra〜」発売 ライブハウス・Web限定

2018.4.5 オリジナルフラッシュアニメ「We are Rush!」FODにて配信開始

4月中旬 LIVE DVD発売(収録 2017.12.12ワンマン)
2018.3.20〜4.30 GOLD RUSH PROJECT(冠番組&究極PV製作)FRESH!にて配信中
2018.5.4 4周年ワンマンライブ@WWW X
2018.4.15 新規無料公演 2部制 会場:B-BOX チケット情報は近日発表

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