深川麻衣主演、映画『ぶぶ漬けどうどす』ヨソさんvs京都人の奇想天外な攻防描く 予告編&メインビジュアル解禁

2025年3月26日(水)8時0分 オリコン

深川麻衣の主演、映画『ぶぶ漬けどうどす』(6月6日公開)メインビジュアル(C)2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会

 俳優の深川麻衣が主演する映画『ぶぶ漬けどうどす』(6月6日公開)の予告映像とメインビジュアルが解禁となった。本作は、京都が好きすぎる主人公が、“京都愛”が強すぎるために大騒動を引き起こしてしまう奇想天外なシニカルコメディ。

 映画『his』(2020年)、『そばかす』(22年)の脚本家・アサダアツシが構想7年を費やした完全オリジナル作品。監督は、『南瓜とマヨネーズ』(17年)、『白鍵と黒鍵の間に』(23年)などの冨永昌敬が務める。

 本作の舞台となるのは、歴史に名を残す寺社仏閣が点在する美しい街並みや、悠久の時を超えて受け継がれてきた伝統文化が、世界中の人々を魅了する古都・京都。

 東京から京都で450年続く老舗扇子店の長男に嫁いだフリーライター・澁澤まどか(深川)は、夫の真理央(大友律)の実家を訪れる。マンガ家の安西(小野寺ずる)と組んで、老舗の暮らしぶりをコミックエッセイにしようと取材を始めるまどかに対し、十三代目となる真理央の父・達雄(松尾貴史)や女将である母の環(室井滋)も、快く協力してくれる。

 今回解禁された予告映像の前半は、憧れを抱き京都へやってきたまどかが、老舗の女将たちに取材を進めながら、必死に街に溶け込もうと奔走する姿が映し出される。ところが、後半では一転、まどかのとある言動がきっかけで、「遠慮せんとなんでも聞いてな」と取材に協力的だった女将たちを怒らせてしまい、さらに環から「神様が住んでいる」と教えられた道端の鳥居が、実は立ちション禁止を表すものだったなど、京都人の“言葉”に惑わされていく様子がシュールに描かれる。果たしてまどかは、深い深い“京都沼”から抜け出すことはできるのか?それとも!?東京から来た〈ヨソさん〉である主人公と〈京都人〉の奇想天外な攻防が展開される。

 あわせて解禁されたメインビジュアルは、扇子で口元を隠したまどかを筆頭に、豪華キャストが勢ぞろいした花札風の京都らしい一枚に。それぞれが本音を隠しているような、意味深な表情を浮かべている。

 タイトルの「ぶぶ漬け」とはお茶漬けのことで、「ぶぶ漬けどうどす」とは、京都の人が早く帰ってほしいお客に対して本心を隠して、遠回しに言う言葉。「本音と建前」を使い分ける県民性を象徴している。映画の顛末を見たら最後、京都へ行くのが怖くなる!?〈生粋の京都人〉から〈ヨソさん〉まですべての人を翻ろうし、もてあそぶ京都という街。その深い迷宮の奥の奥まで観客を誘う。

オリコン

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