パンサー向井 人気番組に抱く本音を告白「お笑い番組にこそ向井がいらない」
お笑いトリオ「パンサー」の向井慧(39)が25日深夜に放送されたテレビ朝日「耳の穴かっぽじって聞け!」(火曜深夜2・34)にゲスト出演。お笑い番組に抱いている本音を明かした。
先週に引き続き、向井がNSC時代から書き続けているという禁断の「毒出しノート」の内容を解禁。「学生時代のお笑い大好きだった自分が大好きなお笑い番組にこそパンサー向井がいらない。そんな気持ちでどうするんだ」とノートにしたためた向井の本音が読み上げられた。
向井は「これはつらいよね」と吐露。「お笑いが好きで、学生時代“自分が一番面白い”と思って、みんな(お笑いの世界に)入ってくる。もちろんそんな気持ちで入ってきたけど、吉本の養成所に入った時に、同期がチョコレートプラネットとかシソンヌとか。本当にボケで面白い人ってこんなレベルなんだって思った」と周りの面白さに圧倒されたことを明かした。
「一応ボケで入ってきたけど、ボケじゃあしんどいなって。でもお笑いが好きだし、お笑いでご飯食べたいな。じゃあツッコミか」と、ツッコミに転向。「ツッコミなら頑張ったら努力でと思ってここまでなんとか…」と振り返った。
「学生時代見てたお笑いの人たち、高校生の時だと笑い飯さんとか千鳥さんとか。全て面白いみたいなのが好きだったから、(自分は)全然そんなんじゃないってことに入ってから気づく。ってなった時に、自分が出たお笑い番組の感想が“向井がいらないな”って感想におさまってくる。“向井いらないわ、向井いらないわ”って。で、楽しめなくなっちゃう」とお笑い番組に自分が不要だと感じてしまうことを明かした。
「(収録中は)必死にもちろんやる。もうこの仕事やってしまっているし、辞めたくない。見てる人も自分でいらないと思いながら出ているヤツを見たくない。だから抑えながら生活している」と続けた。最後に「『有吉の壁』の後で書いた」と人気番組の名前を挙げた。