5年前の「好きなママタレ」は2位小倉優子、3位木下優樹菜だった——ママタレ好感度調査

3月27日(金)18時0分 文春オンライン


第2回「ママタレ&パパタレ好感度アンケート」を実施するにあたり、第1回(2015年実施)の結果を全文公開します。アンケートの実施要項はこちら( https://bunshun.jp/articles/-/36816 )から。なお、記事中の年齢や日付などは掲載時のものです。


(出典:「週刊文春」2015年10月29日号)



◆ ◆ ◆


 いまやテレビに欠かせない「ママタレ」だが、露出過多になれば、「母親業を疎かにした」と不興を買い、真っ当に過ぎればつまらないとそっぽを向かれる微妙な立場である。では、現在の“好感度分布”はどうなっているのか。記念すべき第1回ママタレ好感度調査企画!


番組にママタレがいると説得力が違う


 朝の情報番組から、昼のワイドショー、そして健康ネタが目立つ夜のバラエティーまで。近頃どのテレビ番組でも必ず一人は見かけるのが子持ちの女性タレント、つまりママタレである。


 民放スタッフが解説する。


「いまのテレビがメインターゲットにしているのは、20代から40代にかけての子持ち女性です。その年代の女性に情報を発信するときにママタレがいると説得力が違う。例えば高速道路のサービスエリア特集でも、進行役の男性タレントは人気のパンなどを取り上げても興味がないのがバレバレ。そんなときに横にいるママタレが『こういうのは子供が喜ぶ』など主婦目線のコメントをすると共感が得られるんです」


「一億総活躍」はともかく、少子化対策が急務の日本では、子供を産んでからも仕事で活躍するママタレは、最も注目すべきロールモデルなのかもしれない。


 そこで小誌は「好きなママタレ」「嫌いなママタレ」で緊急アンケートを敢行。メルマガ読者から計1500通の回答が寄せられた。


ダントツの1位、北斗晶が支持される理由


 まずは「好きなママタレ」から。ダントツの1位は、先ごろ乳がんとの闘病を告白したばかりの元プロレスラー・北斗晶(48)。ブログでは、〈愛する子供たちの白髪の生えた顔が見たい〉と右乳房全摘出手術に踏み切った理由を綴った。



北斗晶 ©文藝春秋


「今回の乳がんの発表でご家族に支えられながら生き、自分が辛くても周りへの配慮を忘れない方だと感じた」(33・既婚女性)


 しかし、もともとは同じ元プロレスラーの夫・佐々木健介を「テメー、この野郎」と尻に敷く「鬼嫁」キャラだった。


「バラエティー番組では、亭主関白の夫婦よりも、鬼嫁と虐げられる夫の関係のほうが笑いになる。同じく女子プロレスのジャガー横田(54)と夫の木下博勝医師もその構図でしたが、夫の不倫とジャガーさんが涙を浮かべた様子が報じられるとそのイメージが崩れ、さらに北斗さんに仕事が集まっていった印象です」(放送作家)


 現在は自宅療養中の北斗だが、子供とゲームをする姿や料理の様子など、変わらぬママぶりをブログで報告している。


「料理番組での手際の良さに、ああこの人は本当にお母さんしてるんだなあと思います」(59・未婚女性)



ママになって同性からの評価が一転した「ゆうこりん」


 ママタレにとって、料理の腕前は最重要の評価ポイント。大差を付けられながらも2位に入った“あの星”の人も、意外な料理上手を認められたようだ。


「昔は『こりん星』とか『りんごももか姫』とか言ってたので嫌いだったけれど、ママになって落ち着いた。料理もできるし可愛いし、今は好きなママタレです」(30・未婚女性)


 と評価されたのは、究極のぶりっ子キャラだった「ゆうこりん」こと、小倉優子(31)。ママになり、同性からの評価は一転した。



「ごはんがいつも美味しそうだし、お子さんの教育もしっかりされてそうだから」(29・既婚女性)


 こんな“真っ当ぶり”を評価する声もある。


「子供をダシにメディアに出ず、仕事が抑え気味なところがいいです」(36・未婚男性)


 ゆうこりん本人に2位と伝えると、こんな反応が。


「私が? 信じられません。でもやっぱり嬉しいです。有難うございます!


 息子を出産してから、育児と仕事のバランスにずっと悩みました。いま一番大事なのは育児なので、納得できる育児ができるように仕事を調整してもらいました。今は週に1回の長くない仕事だけにしてもらい、今しかない息子との時間を楽しんでいます」


 うーん、あのゆうこりんとは思えないしっかりママのコメント。


 非常識だったあの娘がこんな一人前のお母さんになって……と親戚気分を味わえるのも、ママタレの醍醐味か。次に紹介する3人はまさにその感慨を持たせるママたち。


同世代に支持される人気ブロガーたち


 3位の木下優樹菜(27)は、


「この娘が母親になったら……と思ったんですが、何度か子育ての様子をテレビで拝見し、かなりしっかりしている意外性にびっくりし、ものすごく感心しました」(48・既婚男性)



 5位の元モーニング娘。辻希美(28)には、


「いろいろ叩かれることも多いけど、なんだかんだ言って、子供を3人産んで、子育てして、仕事もしてしっかり稼いで、よっぽど社会貢献してると思う」(26・未婚女性)


 9位のギャル曽根(29)は大食いだけでなく、料理も評価が高い。


「調理師免許を持っているので、子供にきちんとバランスの良い食事を作っている」(42・既婚女性)



 この3人は同世代に支持される人気ブロガーでもある。広告代理店社員がその商品価値を語る。


「木下優樹菜は若いときファッションリーダーだったこともあり、ギャルママ、マイルドヤンキー層に人気があります。ただ、彼女たちはバカキャラで売っていたこともあり、クライアントの役員ウケは悪い。CMでは商材を選ぶタイプですね。コンビニ系商品や、しまむら系ファストファッションなどです」


 江口洋介との結婚生活が17年目を迎えた二児のママ・森高千里(46)は7位に。


「年を重ねてもきれいだし、オバさんぽくない」(48・既婚男性)


 とその美貌を讃える声が圧倒的だった。



バツイチでも好感度を下げない振る舞い


 バツイチでも4位にランクインしたママタレが。05年にIT系社長と結婚し、二児をもうけたものの11年に離婚した山口もえ(38)。今月、爆笑問題の田中裕二と再婚したが、その決断にこんな評価が。


「再婚するまでの長い時間が、子供の気持ちを考慮しての時間と聞き、子供を思う気持ちが伝わり好感を持ちました」(49・未婚女性)


 10位のスザンヌ(28)も今年、元ソフトバンク投手の斉藤和巳と離婚を発表したものの、元夫の悪口を言わなかったことで、オンナを上げた。


指示されるのは「庶民派+ママウリ」「セレブ+非ママウリ」


 下図は、小誌が広告業界や芸能関係者への取材をもとに作成した“ママタレ勢力分布図”だ。北斗晶や木下優樹菜ら「庶民派+ママウリ」タレントに人気が集まる一方で、篠原涼子(42)、安室奈美恵(38)ら対極の「セレブ+非ママウリ」タレントも支持が高かった。



 6位に入った篠原は最近もCMで大胆なブラジャー姿を見せるなど“現役感”に賞賛の声が。


「子供を産んだのに、オシャレで抜群のスタイル! 同じママとして憧れます」(30・既婚女性)



 10位の安室を母親という目で見る向きは少ない。


「若くして出産。早婚ブームを巻き起こし、バツイチになってもぶれず、子供がいることをウリにせずかつ若々しい」(54・既婚女性)


 コラムニストの今井舞氏が読み解く。


「一般のママたちにとって、自分たちと同じように家事や育児にがんばる姿に共感できる庶民派ママタレントと、ママだけど、それを武器にしていない、キラキラした憧れの対象の女性というのはどちらも心の支えとして必要なんです」




嫌いなママタレ部門、ぶっちぎりの1位は?


 では、嫌いなママタレ部門に移ろう。1位はぶっちぎりで神田うの(40)。


「なぜか見下されている感じがして話題になるだけで不快。お金があっても知性が感じられず、セレブな生活も『憧れ』から程遠い『哀れさ』を感じてしまう」(47・既婚女性)



 最近では雇っていたベビーシッターにブランドもののバッグやジュエリー約1300万円相当を盗まれたことが話題となったうの。だが、被害者のはずの彼女への同情の声は皆無だった。


「シッターが何人もいる事実が明らかになり、育児や家のことを何もやってないんじゃないかと思ってしまいました」(33・既婚女性)


 フジテレビの情報番組「ノンストップ!」で“ご意見番ママ”のポジションにおさまる彼女だが、それについても厳しい声が。


「主婦であることをアピールするわりには、主婦目線とかけ離れたコメントをかまし続け、さらに嫌いになった」(47・未婚男性)


 ママタレ分布図では嫌われる率が高い「セレブ+ママウリ」の極北に位置するうの。彼女の娘と同じ習い事の教室に子供を通わせるママが証言する。


「富裕層の家族が多い教室ですが、その中でも、うのさんの服装は飛び抜けて豪奢です。教室では父兄は床に荷物を置くしかないのですが、彼女はそれがイヤだったようで、他の父兄の荷物の上に自分のを置いていてビックリしましたね」


 ダルビッシュの元嫁・紗栄子(28)も嫌いなママタレ3位に堂々ランクイン。近頃では、資産約2000億円とも言われるファッション通販サイト「ZOZOTOWN」創業者の前澤友作氏との交際が報じられたばかりだが、そのセンスには信奉者が多く、下着広告のモデルを務めているのは篠原涼子と同じ。だが……、


「ダルビッシュと結婚して子供を産んだこと以外、何も才能がないのに、なぜか自分に才能があると思い込んでセレブ気取り。熱狂的なファンが気持ち悪い」(51・既婚女性)


 芸能界でも一大派閥を形成する石田純一ファミリーの姐さん・東尾理子(39)も6位と意外なほどの嫌われよう。第一子を不妊治療の末に妊娠した際にはダウン症の可能性があることを公表し、そのデリカシーのなさが批判されたことも。


「常識的な感覚ではとても話せないようなデリケートな話題を公表して注目を集めるという姿勢が理解できません。ブログを見ても育児は親族の女性にまかせっきりで、自分はプライベートを切り売りしてタレントを気取っている。ママタレとして全く好感が持てません」(38・既婚女性)


「好き」と「嫌い」は表裏一体?


 好きなママタレにもランクインした辻、木下、北斗は嫌いなママタレ部門でもそれぞれ2位、4位、5位と存在感を発揮。



 特にうのに次ぐ2位の辻に対しては、先輩主婦から厳しいチェックが入った。


「モー娘。の仲間だった後藤真希のお母さんの葬儀に参列したとき、超ミニの喪服を着たり、化粧も派手で非常識な人だと思いました。最近はブログで稼いでいるようですが、好きになれません」(59・既婚女性)


「母親らしくない。子供よりも自分が一番可愛いと思ってそう」(48・既婚女性)



別格アイドル、松田聖子は評価が二分


 アイドルとしてはモー娘。と別格の松田聖子(53)だが、娘の神田沙也加(29)を育てながらも「ビビビ婚」などバツ2を含む派手な恋愛遍歴で芸能ニュースの主役を張ってきた姿に、ママタレとして「好き」が10位、「嫌い」が7位と評価は二分。嫌いな理由としては、


「子育てより、自分のほうを大事にして生きてきたんだろうなと感じる」(35・既婚男性)



 紅白歌合戦では実績のない沙也加をデュエットで引き立てたこともあったが、娘が「アナ雪」でブレークした今は「沙也加のママ」という見られ方も。


「もう君の時代は終わっているのに紅白にまでしゃしゃり出て、すでにアラサーだという娘に涙してるのが痛々しい」(63・既婚男性)


 うのと同様、「ノンストップ!」でご意見番キャラながら9位に入ってしまった千秋(43)には、


「意地悪な感じがするのと、歳のわりに落ち着きがない」(36・既婚女性)


 とのご意見が。個性的なファッションセンスを生かしての子供服プロデュース、実は上場企業の社長令嬢というセレブ出自も、


「何となく人を見下している感じが苦手」(40・未婚女性)


 と、年下からの憧れの対象にはならないようだ。



ブログの炎上もチャンス「悪名は無名に勝る」


 だが「悪名は無名に勝る」の言葉どおり、嫌われるのもマイナスばかりではない。ママタレにとっては、ブログの炎上さえも閲覧数を稼ぐチャンスなのだ。


 昨年、元プロ野球選手の黒田哲史との離婚を発表し、今回8位になった新山千春(34)は、12日放送の「しくじり先生」(テレビ朝日系)で、ブログに子供がスーパーの惣菜コーナーで精算前のコロッケを食べた様子を可愛いと書いた件や、絵文字だらけの文章で主婦層から嫌われたと告白。だが炎上のおかげで閲覧数が増えて育児本の出版につながったとし、「炎上は儲かる」とぶっちゃけた。


ママタレ界の勢力図はこれからどうなっていくのか


 早くも好きなママタレ7位にランクインした上戸彩(30)をはじめ、菅野美穂(38)、国仲涼子(36)、はしのえみ(41)など今年の芸能界は空前の出産ブーム。生き馬の目を抜くママタレ界の勢力図はこれからどうなっていくのか。


「以前のママタレは、結婚して子供を持つだけで仕事が入ってきましたが、今は突出した話題がないと目立てない。前に小雪(38)が紙おむつのCMに出演していましたが、一線級の女優に庶民的な商材の仕事を取られてしまったら、しもじものママタレは吹っ飛んでしまいます」(放送作家でコラムニストの山田美保子氏)


 前出の今井氏も続ける。


「女優と違って、ママを前面に押し出すママタレたちはブログ、ツイッター、インスタグラムを総動員して発信を続けていないと飽きられてしまう。泳ぎ続けなければ生きていけないマグロと同じです」


 芸能界の激戦区でシノギを削るママタレたち。本企画も、1年後にはまるで違った顔ぶれが揃うかも。



 第2回「ママタレ&パパタレ好感度アンケート」応募はこちら( https://bunshun.jp/articles/-/36816 )から。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2015年10月29日号)

文春オンライン

「ママタレ」をもっと詳しく

「ママタレ」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ