水卜麻美アナ「食いしん坊キャラ」が視聴者から愛される理由

3月27日(金)16時5分 NEWSポストセブン

「庶民派女子アナ」という新ジャンルを確立(時事通信フォト)

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「ごはん食べたい。」という8文字が大きな反響を巻き起こした。日本テレビの水卜麻美アナウンサーが、今年2月に自身のTwitterアカウントを開設したのだ。2ツイート目は「ごはん食べた。」だった。

 

 アイコンは肉と米のストライプ。ヘッダーはウニとイクラのコラボレーション(*注)。食に対する興味関心を前面に押し出したTwitterアカウントは、“ミトちゃん”として親しまれてきた彼女の魅力を大いに物語っている。


【*注/Twitterの「アイコン」は、アカウント名とともに表示されるプロフィール画像。同「ヘッダー」はTwitterのプロフィールページ上部に表示される画像】


 慶応義塾大学文学部を卒業後、2010年にアナウンサーとして日本テレビに入社。就職活動では複数の民放他社も受けたものの入社試験を突破できなかったという。だがアナウンサーとしての資質は十分に備わっていた。


 翌2011年3月に『NNNニュースサンデー』に出演し、地上波で初めてニュース番組を担当。同月にスタートしたお昼の情報バラエティ番組『ヒルナンデス!』ではレギュラー出演を果たすこととなった。


 毎日のようにお茶の間に登場するようになった彼女は、あふれる笑顔と気取らないおおらかな性格、そして料理をとにかく美味しそうに食べる“食いしん坊キャラ”で、またたく間に人気を獲得していった。親近感がありながらアナウンサーとしての実力も高く、それがまた人気に拍車をかけていった。


 落ち着いた雰囲気の正統派アナウンサーでもアイドル化した女子アナでもない彼女の存在は、“庶民派女子アナ”という新たなジャンルを確立したと各所で言われている。ORICON NEWSによる「好きな女性アナウンサーランキング」では、2013年から2017年にかけて5年連続で1位を獲得。元フジテレビの高島彩アナに続き、史上2人目の殿堂入りとなる快挙を成し遂げた。


 そんな水卜アナの魅力について、女性ファッション誌『Oggi』(2015年2月号)が詳しく分析する企画を組んだことがある。それによると彼女は「笑顔」「大食い」「ぽっちゃり」「仕事がデキる」「野心家」「賢い人間関係」という6つのポイントで視聴者から支持を得ているようだ。このうち注目すべき点はやはり「大食い」だろう。


 そのことを裏づけるように、彼女は日テレ公式ホームページのプロフィール欄で趣味・特技として「おいしいもの(特に焼肉)のお店を探して、ブックマークに追加すること」を挙げているほか、自身の取り柄として「どんなにたくさん食べてもすぐにお腹がすきます」と記している。


 ところでしかし、なぜ食いしん坊だと人気が出るのだろうか。このことを探るべく、元メガバンク銀行員で現在はモテコンサルタントとして活躍する勝倉千尋氏に話を訊いたところ、第一声から「食いしん坊な女性はモテやすい」と明言してくれた。彼女はその理由を次のように述べる。


「男性は、自分が女性を満足させられているか、いつも気にしがちです。満足してもらえれば、達成感を得て自信を持ちますが、そうでなければ、ダメ出しされたような気がして落ち込でしまう。いずれ相手が男性のストレス源となり、遠ざけるようになるでしょう」


 男女が逆のパターンもあるだろうが、いずれにしても、勝倉氏によれば「美味しそうに食べること」は大きなモテ要素なのだという。「食いしん坊は、男性に気軽に自信を与えられる存在です」と彼女は続ける。


「食いしん坊は、それはもう幸せそうな顔をして、食べ物を頬張ります。もりもりとメシを食らい、美味しいねと満面の笑みを浮かべます。その姿を見るたびに、男性は喜びと達成感を感じることができ、心が満たされます。デートと言えば食事をする機会が多いと思いますが、食いしん坊の女性は、その度に男性に自信を与えられるので、自然と手放せない存在になるのです」(勝倉氏)


 水卜アナに魅了された視聴者たちは、彼女が美味しそうに食べる姿を目にして、喜びを感じて心が満たされたということらしい。さらに食いしん坊のよいところは、相手に達成感を与えるために食べているのではなく、ただ純粋に食べたいから食べているところであろう。ウィンウィンの関係なのだ。


「肉、米、肉、米、野菜野菜野菜野菜」という2月25日のツイートを最後に、水卜アナのTwitterアカウントは更新が止まっている(3月26日現在)。次はどんなツイートを届けてくれるのだろうか。どんな料理を食べるのだろうか。視聴者からは手の届かないメディアの中の存在であるにもかかわらず、まるで親しい知人の様子を気にかけるような感覚を抱かせてしまうところが、やはりすごい。


●取材・文/細田成嗣(HEW)

NEWSポストセブン

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