寺西拓人、“国民の元カレ”呼びに「すごい遊び人みたい」 「面白がってくれるのはありがたい」
2025年3月28日(金)17時30分 エンタメOVO
寺西拓人 (C)エンタメOVO
本作は、ロマン・ポランスキー監督のカルトムービー『吸血鬼』を下敷きに、「エリザベート」「モーツァルト!」で知られるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を担当、ジム・スタインマンが音楽を手がけたミュージカル。今回の公演は、6年ぶり6回目の上演となる。
寺西は、太田とダブルキャストでヴァンパイア研究に身をささげるアブロンシウス教授の助手アルフレート役で出演。この日の製作発表では、フランク、中村、太田とともに「外は自由」を歌い上げた。
キャラクターの衣裳で登場した寺西は、「長い間、愛されてきたこの作品に参加できることを光栄に思います。(かぶっているカツラの)巻き毛がすっごい首に刺さって、すごいかゆくて…これにしっかり慣れて千秋楽まで頑張りたいと思います」とあいさつ。
本作について「肩の力を抜いて気軽に楽しんでもらえる作品だと思っております。ミュージカルというと身構えてしまう人もいるかもしれないですが、最後は『みんなで踊っちゃおう』となる作品になっていますので、楽しんでいただけたら 」とアピール。今回演じるアルフレートは気が小さく、頼りなさのある役であるが「僕はすごくしっかりしているので、あまり共通するところはないかなと思います」とおどけて笑わせた。
“国民の元カレ”とも呼ばれる寺西だが、その呼び名については「誰が言い出したんでしょうね。すごい遊び人みたいで困っています」と苦笑いを浮かべつつも、「面白がってくれるのはありがたいなと思います」と話した。
「今回の公演にはグループのメンバーも観劇に来るのか」という質問には、「来させますよ、もちろん」と断言。続けて「新しい子たちはお芝居に触れる機会が少なかったと思うので、ミュージカルってすてきだなと思ってもらえるように働きたいと思います」と“おにいさん”らしさ全開で語った。
舞台は、5月10日〜31日に都内・東京建物 Brillia HALLほか、愛知、大阪、福岡で上演。
(左から)寺西拓人、中村麗乃、城田優、山口祐一郎、フランク莉奈、太田基裕、山田和也 (C)エンタメOVO