“全員集合”を魔王が制した!佐々木寿人、値千金の2600点で会心トップ ポストシーズンに向け頼りがいMAX/麻雀・Mリーグ

2025年3月29日(土)8時6分 ABEMA TIMES

 欲しいのは高打点より最速のアガリ。的確な一打で“魔王”が勝利をかっさらった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」3月28日の第1試合はKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々
木寿人(連盟)がトップを獲得した。

【映像】オーラス“全員集合”を制す魔王・寿人

 この試合は東家から佐々木、セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)、BEAST X・中田花奈(連盟)、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)の並びで開始。東1局、佐々木は
軽快なリズムで8巡目にテンパイすると、迷わず先制リーチ。孤立の赤五万に四万がくっついたうれしい最終形だ。仲林もこれに応戦しテンパイ、一発目のアガリ牌を食い取られた格好とはなったが、それでも佐々木は三万をしっかりツモ。リーチ・ツモ・赤2の1万2000点が完成し、この上ないスタートを切った。

 その後はじわじわと点棒を減らし、南3局に竹内が中田から満貫をアガるとオーラスは全員が2万点台という超接戦。ここで佐々木は早々に六万単騎待ちでテンパイ。役はないため、単騎待ちや待ち頃の牌を探す旅に出た。9巡目、ソウズの678に5をくっつけてノベタン形ができると、ここが勝機とみてリーチ。中田が追っかけリーチ、親の仲林も仕掛け、竹内も同じく仕掛けてテンパイという大混戦となったが、最後は佐々木が中田から8索をロン。リーチ・裏ドラの2600点でトップ終了した。

 まだMVPの可能性が残されており、最終戦への連投が決まっていたことから、勝利者インタビューでも佐々木は淡々としていた。「僕としてはまず優先順位がフェニックスさんよりも上に行ければいいという最終日。そんなに気負わずに臨みました」。開局早々に決めた親満貫については「だいぶ気持ちが楽になりました」とコメント。超接戦を制したリーチは「とにかく平和を付けたかった。もちろんドラ単騎でリーチは(考えには)なくて。結局平和はできず。ただどこかでリーチに行かないと、どこかで折り合いを付けようという段階でしたね」と説明した。

 あくまでチーム優先、リーグ優勝の目標に向けて気を緩めない佐々木。惜しくも第2試合は2着となり、リーグ初・2度目のMVPはお預けとなったが、ポストシーズンに向け頼りがいのあるエースにはファンからの「寿人応援してるぞ!」「寿人最高だわ」「カッケーぞ寿人!」という熱いエールが寄せられた。

【第1試合結果】

1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)3万2000点/+52.0
2着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)2万6500点/+6.5
3着 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)2万3600点/▲16.4
4着 BEAST X・中田花奈(連盟)1万7900点/▲42.1

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

ABEMA TIMES

「麻雀」をもっと詳しく

「麻雀」のニュース

「麻雀」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ