「インターンでお世話になった企業が…」 バイリンガル早大生が告白も満点評価連発!「ぜひ来ていただきたい」「当社にぴったり」
2025年3月29日(土)10時30分 ABEMA TIMES

超一流企業vs超優秀学生の疑似就活バラエティABEMA『キャリアドラフト シーズン2 #6』が3月28日に放送。出演した学生が、留学経験を通じて培った「好奇心旺盛な行動力」と「責任感」を中心にプレゼンテーションを行い、企業から高評価が連発した。
同番組は、事前面接を勝ち抜いた学生が、服装・プレゼン形式はすべて自由に、ステージ上で2分間の自己PRを実施。26新卒を対象に行われる今シーズンは企業がリニューアルされ、面接官を務めるのはなんと超一流企業の実際の人事担当者たち。12社14人による7分間の質問タイムを設け、自社の新入社員の平均を5と仮定して10点満点で採点する。学生にとっては、どんなプレゼンが企業に響くのかがわかる絶好の舞台だ。
早稲田大学の尾羽根梨琴(おばね・りこ)さんは、自身の人生を「食べ放題のビュッフェ」に例え、興味のあるものに積極的に挑戦する姿勢を強調。特に大きな経験として、ハンガリー留学中に開催した現地学生との交流イベントを紹介。現地学生のニーズが多種多様な一方、そもそも日本人学生との出会いがない中で、和食レストランへのポスター掲示や学校でのビラ配りと積極的な声かけを実施し、イベント開催にこぎつけたことを伝えた。さらに、目標としていたハンガリー語検定B1レベルを取得したことも明かした。その上で、「一度始めたら途中で投げ出さない」「どんな壁にぶち当たっても最後までやり抜く」という強い意志をアピールした。
■企業から続々と質問が
山本純也(株式会社ワコール 人事総務本部 BA人財戦略部 BA人財・組織開発二課 課長):とても聞きやすく、パワーポイントも上手に作られているなと思いました。キャッチコピーに「今日より明日の自分」と掲げていますが、今日のプレゼンの出来はどうでしたか?
尾羽根:私の中では60点ぐらいかなと感じております。原稿を丸読みするよりは、自分の言葉でありのままを見ていただきたいという気持ちが強く、読む練習もそこまでしていなかったので、少し噛んでしまった部分が難点です。

山本:明日もう1回チャンスがあるとすると、どう変わりますか?
尾羽根:イントネーションや強調したい部分を、もう少し表情やジェスチャーを使って発表できたらなと考えております。
菊池誠晃(株式会社デジタルプラス 代表取締役社長):ハンガリー以外でどういうことに興味を持っているのか。そして、興味を持たれてること、行動に起こすことに共通点はありますか?
尾羽根:留学以外で申し上げますと、ダンスを16年間続けていました。そういった面に関しても、チームで何かを成し遂げるということに興味を持っています。ハンガリー留学も同じように、他者の力も借りて良いものを作り上げるということに興味を持っているので。何か成し遂げる際には、自分の力だけではなく他者と共同して何かを作り上げていきたいと考えております。
友井茉里奈(九州旅客鉄道株式会社 人事部人事課(採用)):チームとして共同することがとても大切だということをお聞きしたんですけれども。チームとして共同する時に、特に意識していたことがあれば教えてください。
尾羽根:こちらもダンスの経験上のお話にはなるんですけど。学年や性別もみんな違う中で行動していくので、まずは相手の目線に立って、その人のニーズをちゃんと聞いてから自分の意見も述べるようにしています。

小南秀光(株式会社プロディライト 代表取締役社長):チャレンジ精神というところでは、当社の「日々挑戦」という理念ともちょっと似ていると思っています。今後、いろいろ挑戦されると思いますが、何に挑戦していくかという考えはあるんでしょうか?
尾羽根:少し趣旨がずれてしまうかもしれないですが、将来的には自分で何か事を成し遂げたいと考えております。それがビジネスなのか、個人で会社に影響を与えるのか、手段は問わないんですけれども、社会にインパクトを与えられるような人間になりたいと考えております。
小南:社内ベンチャーなども考えてるんですか?
尾羽根:はい。
古舘伊知郎(ファシリテーター):何が何でも起業したいというわけではないんですか?
尾羽根:そうですね。何か自分が極められる職業があれば極めたいと思っておりますし、もし自分の力で何かを設立することができるのであれば、そういった責任も負いたいなと感じております。
古舘:会社を起こすっていう野望も秘めている感じがしますよね。
■尾羽根さんが伝えたある“事実” 企業からは満点が連発!
企業の採点が発表される直前、尾羽根さんがある事実を伝えた。「個人的には点数ではなく、日本航空株式会社様が来られているので、その評価を身に受けたいと考えております。お会いしたことがある方もいらっしゃって、客室乗務職のインターンでお世話になりましたと申し上げたいです。キャビンアテンダント志望もあって留学したのもあるのですが、(それを言わなかったのは)他の企業様もたくさんいらっしゃっているので、響いてほしいという思いがありました」。
その上で企業の採点は、下が7点から、上は10点がなんと6社も登場した。「9点」をつけた日本航空の業務企画職担当は、「実は、9点か10点か相当悩んだんです。留学経験などを踏まえて、我々のキャリアとして非常にしっくりくる。ぜひ来ていただきたい」とコメント。

また、「7点」をつけた同社の客室乗務職担当は、「7点ではなく、もっと高いかなと悩みました。朗らかですし、軸がしっかり通った方なんだなと感じました。(甘くつけちゃいけないと思った部分は)あります」と明かした。
「10点」をつけた三井ホームは、「当社で活躍されている方、しかも関西で活躍されてる方にぴったりなんです。ぜひ活躍していただきたいと本当に思いました」と文句なしの評価。
同じく「10点」のデジタルプラスは、「非常にリーダーシップを感じたんですね。問題や目指すべきミッション、ビジョンを感じて、行動する。行動する時は、周りを集めて引っ張っていく。それは非常に良いものだと思いますので、ぜひどベンチャーで一緒に大きいものを叶えていきましょう」とオファーを送った。