『1917』で話題のディーン=チャールズ・チャップマン、今度は80年代UKバンドスタイルに

2020年3月29日(日)16時0分 シネマカフェ

『カセットテープ・ダイアリーズ』(C)BIF Bruce Limited 2019

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パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描く『カセットテープ・ダイアリーズ』。本作で主人公の幼なじみを演じるのは、『1917 命をかけた伝令』の若き伝令兵のひとりを演じて話題を集めたディーン=チャールズ・チャップマン。本作では、80年代のUKバンドマンスタイルを着こなしている。



2005年から約6年間、ミュージカル版「リトル・ダンサー」の舞台に出演、HBOの大ヒットTVドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のトメン・バラシオン役で知られ、Netflix配給『キング』ではティモシー・シャラメと共演するなど子役から着実に実力をつけてきたディーン=チャールズ・チャップマン。

第92回アカデミー賞で撮影賞ほか3部門の受賞を果たしたサム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』では、スコフィールド上等兵(ジョージ・マッケイ)と共に戦場を駆け抜けるブレイク上等兵役を務め上げ、順調にスター街道を駆け上がっている注目のイギリス俳優だ。


本作では、移民への差別や偏見が色濃い町で暮らす主人公ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)の幼なじみで、親友のマット役で出演。仲間とバンドを組み「シンセサイザーが未来だ」と自慢げに語るマットは、当時、世界的ヒット曲を生み出していた「ペット・ショップ・ボーイズ」にドはまり中。

今作の衣装にはかなりのこだわりがあったというグリンダ・チャーダ監督は、「80年代前半はまだ70年代の雰囲気が残っていたので、1987年という年のファッションを強く出そうと思っていました。ジャベドにはもちろんブルース・スプリングスティーンのようなデニムのジャケットを着せたかったし、マットは『デュラン・デュラン』のジョン・テイラーを意識していました」と明かす。


リサーチを重ねて再現した当時のポップスターに影響された衣装と、若手英国俳優の注目株であるディーン=チャールズに着目してほしい。


『カセットテープ・ダイアリーズ』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

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