"ゆで原画"第22回! 4月2日発売『キン肉マン』最新JC74巻を読む前に...73巻をベストシーンでおさらい!!

3月29日(月)0時10分 週プレNEWS


ゆでたまご両先生に、JC73巻から選んでもらった思い入れの深い漫画原稿

『週刊プレイボーイ』および『週プレNEWS』連載中(毎週月曜発売、および更新)の漫画『キン肉マン』(ゆでたまご作)のジャンプコミックス(以下、JC)各巻の中から、ゆでたまご先生ご自身にお気に入りの原画を選んでご紹介いただくシリーズ企画"ゆで原画"第22回。

調和の神を筆頭に天から降臨してきた神の軍団"超神(ちょうしん)"たちによる殲滅(せんめつ)宣言を受け、種の存亡をかけた防衛戦を展開せざるをえなくなった地上の全超人たち。世界各地に散らばる恐怖の超神たちの前に、先陣をきって颯爽(さっそう)と姿を現したのはなんと、かつてキン肉マンを散々苦しめた強豪フェニックス・チームの元メンバーたちだった!

確かな実力者同士による魅惑の対戦カードが一挙開幕する『キン肉マン』最新JC74巻が、まもなく2021年4月2日(金)発売に!

そんな最新刊を読む前におさらいを兼ねて...その前巻JC73巻から作者・ゆでたまごの両先生に思い入れの深い漫画原稿一枚をそれぞれ理由も添えて選んでもらった。

まずは作画担当・中井義則先生に選んでいただいたのがこの一枚(JC73巻/36〜37ページより)。

超神のうち真っ先にその実体を披露した"戒律の神"ランペイジマンが、最初の生贄(いけにえ)として選んだ超人はキン肉マン ビッグボディ。しかし両者激突寸前のところで、現場に潜んでいた数名の超人たちがビッグボディの盾となってランペイジマンの行く手を遮る。それはかつてビッグボディが王位争奪戦の際に率いたチームの面々だった!?

——中井義則先生(ゆでたまご・作画担当)コメント

ビッグボディ・チームの超人たちは背景でちらっと......というのはありましたけど、本格的に描くとなると本当にジャンプ時代の王位争奪編以来、もう35年ぶりくらい。しかもその当時ですら、ちゃんと闘わせる前にすぐ退場してしまったヤツらばかりですので、僕にとってはほぼ初登場の超人を描くときと同じ感覚で、それぞれどうやったらカッコよくなるか......というところから考えていくことになりました。

何せ、どんなヤツらだったかなと昔の彼らの登場シーンを見返してみても、当時の僕の絵がひどすぎて全然参考にならないんですよ(笑)。でもそれがゆえに今回、描き甲斐はものすごくあったんです。ゴーレムマンだと大きい超人なりの見せ方。ペンチマンだと今は少なくなったワンショルダーのボディタイツを着てますので、往年のレスラー然としたシンプルな感じ。

特にキャノン・ボーラーなんて......昔なぜあんな描き方したのか自分でもわからないほど体形もでっぷりしてて、あのまま出してもどうしようもなかったので今回はしっかりシェイプアップさせて、ちょっとでも副将らしさが増すように。それぞれ元のイメージを残しつつマイナーチェンジしていくのは、僕としてはものすごく面白い作業でした。それでせっかくだからドーンと珍しく見開きで。彼らだけで期待感を煽るという仕事をさせてやりたくて......たとえ結果的にまたすぐやられてしまうとしてもね(笑)

そして原作シナリオ担当・嶋田隆司先生に選んでいただいたページはこの一枚(JC73巻/70ページより)。

ビッグボディを守ろうとしたチームメンバーたちは次々とあっけなく倒されたが、まだひとりその男は残っていた! 強敵に間違いない超神を前にビッグボディは退却を命じるが、彼は頑として譲らない。リングインの瞬間、即敗北......そんな過去の究極の汚名を濯(そそ)ぐべく、いざ超神に闘いを挑んだ超人の名は、ビッグボディ・チーム次鋒レオパルドンだった!

——嶋田隆司先生(ゆでたまご・原作担当)コメント

レオパルドンは、前シリーズのオメガ・ケンタウリの六鎗客(ろくそうかく)編をやってる頃からもいつか出したいと、ぼんやりとは思ってたんですよ。でもなかなか機会がなくて。今回の新シリーズに移行するにあたって、とうとう満を持して出してみることにしたんです。

もちろん、一部の読者の間で妙な人気があるというのは僕もあちこちから聞いていて、でもそれってちょっとギャグにしたような扱いがほとんどじゃないですか。そう聞いて改めて注目すると、だんだんと僕の中ではものすごくカッコいい超人のように見えてきたんです。それで思ったのは、実はあの頃からもともとカッコいいと読者に思ってもらえてたのに、僕が見誤ってギャグみたいにすぐ退場させてしまったから、後でこんなに話題にされるようになったのかなと。

じゃあ、再登場させるならウケ狙いのギャグみたいな出し方はしちゃいけない。バカにした感じではなく読者にもちゃんとカッコイイと思ってもらえるような出し方をするべきだと思いました。それができるなら再登場に踏みきろうと。それでコロナ禍の休載中も担当含めてずっとそんな打ち合わせを重ねてきて、いよいよ行けそうだという感覚が僕の中でも湧いてきたのでようやく出すことにしたのがこのページです。

ちゃんと昔のセリフのままリングインしてカッコいいレオパルドンをやり直す、という僕の中でも想いが詰まったページを、こうして中井君が最高の形に仕上げてくれました

プリズマン、サタンクロス、マンモスマン、フェニックス、そこに仲間の復讐を誓うビッグボディまで加わって......! 

かたやランペイジマンに続き、次々とその実体を見せる超神たち。超人史上最大の激戦のサイは投げられた! 『キン肉マン』最新JC74巻をお楽しみに!

取材・文/山下貴弘 ©ゆでたまご/集英社

『キン肉マン』73巻のゆでたまご両先生のお気に入りページはこちら


週プレNEWS

「発売」をもっと詳しく

「発売」のニュース

「発売」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ