梶原叶渚、何事にも全力投球! ファンの声に喜び 父・梶原雄太の教えも大切に
2025年3月30日(日)12時30分 マイナビニュース
●SNSの反響を毎日チェック「また頑張ろうという気持ちになれます」
女優、モデルとして活動中の梶原叶渚(かんな)にインタビュー。昨年より芸能事務所・スターダストプロモーションに所属し、本格的に芸能活動を開始。梶原は「いろんなお仕事に挑戦する機会が増えたことで、今まで以上に責任感を強く持つようになった気がします」と気を引き締める。
3月1日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された「第40回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER」では、s**t kingzプロデュースのダンスショーに参加し、柏木由紀らとともにキレキレのパフォーマンスを見せた。
ダンスについて梶原は「こんなに素敵な方々とTGCの舞台でダンスを踊れるなんて、夢にも思ってなかったので、本当に素敵な機会をいただけて感謝の気持ちでいっぱいです。本番で緊張しすぎないように、皆さんの足を引っ張らないようにしようと必死に練習しました。本番ではもちろん緊張もたくさんしたのですが、それよりも楽しいという気持ちの方が大きくて、すごくいい時間を過ごせました」と目を輝かせる。
現在、女優業、モデル業のほか、バラエティ番組にも続々と出演している梶原。それらのやりがいについて聞くと「すべてにおいて、出演した後にファンの皆さんが、自分のことのようにとても喜んでくださるのを見ると、すごくやりがいを感じます」と喜びを口にする。SNSなどの反響については毎日チェックしているそうで「それを見ると、やっぱりやってよかったなと思いますし、また頑張ろうという気持ちになれます」と自分を応援してくれる人たちに感謝する。
○テレビ出演は「緊張しすぎて記憶がなくなってしまう」
年明けに出演した日本テレビ系バラエティ番組『踊る! さんま御殿!!』では、今後、女優業やモデル業をさらに頑張っていきたいと意思表明していた梶原。「収録は本当に緊張しました。テレビなどに出演する時は毎回最初から最後まで緊張しすぎて、きれいに記憶がなくなってしまうんです。なので放送されたものは、他人を見るような新鮮な気持ちで見ることができます」と笑う。
父であるキングコング・梶原雄太に相談することもあるという。
「お父さんから言われるのは、本当に当たり前のことばかりです。私は声が小さく低くて早口という欠点がたくさんあるので、そこを毎回注意されます。だからそこに気を付けてハキハキしゃべるようにしますが『相手に伝えたいことをちゃんと意識しながらしゃべろうね』とも言われたので、そこも大事にしようと思いました。ただ、今もそうですが、すごく緊張しているので、やはり記憶が飛んでしまって、終わった直後は『緊張した』という思いが残ります」
さらに、女優業やモデル業の魅力について聞くと「いつもの自分と違う人になれること」と答え、「モデル業で言えば、いつもと全然違う服やメイクをする時もあるので、それを着こなせたりできるとうれしいし、またやりたいと感じます。女優業もそうですが、とにかく今は全部を全力で頑張ろうと思っています」と語る。
目指したい女優像については「どんな環境にいても、どんな状況でも、完璧に演じられて、見ている側もハラハラドキドキしたり、悲しんだりという感情にさせてくれる女優さんに憧れます」と述べ、憧れの女優に永野芽郁を挙げ「すごく好きな女優さんです。永野さんは、本当にどのドラマを見てもかわいいなと思いますし、いろいろな役を演じられていてすごいなと思います」とリスペクトする。
●「一つずつ丁寧に完璧に」インタビューでも努力家な一面がチラリ
昨年12月に開催された朗読劇Music Stories『Love and Harmony』では主演を務めた梶原。「本当に全部、成長できたと思います」と手応えを口にする。
「言葉だけの朗読劇だったので、いつも以上にお客様に伝えるのが難しかったのですが、細かいところも演出の方に教えてもらえて、演技の上でも人間としても成長させてもらえた気がします。一個一個を大切にしていくという積み重ねが楽しさややりがいにつながり、責任感もどんどん強くなっていきました。最初の読み合わせから、後半では全然違ってきたなと自分でも感じましたし、成長できたなと思えました。本当にいい機会に恵まれましたので、『本当にありがとうございました!』という気持ちでいっぱいです」
今は演じることの難しさと同時に楽しさも噛みしめる毎日だそうだが「壁などにまだぶち当たってはないですか?」と聞くと、「始めたばかりで、全力で努力して頑張るという気持ちをずっと持ってやっているので、まだないです」と前進あるのみだ。
さらに、「どの仕事でも、何をやるにしても、自分1人でできるものや完成するものって何もないから、感謝の気持ちを忘れずにいたいです」と言うが、これは両親からの教えでもあると言う。
「『どんなことでも求められた以上のことを全力でできるように頑張るんだよ』と、いつもお父さんやお母さんに言われ続けているので、そこは大切にしています」と述べ、実際に日々コツコツ努力できるタイプのようで「やると決めたことには全力でやるので、努力はちゃんとできる方だと思います」ときっぱり語る。
そして、「お父さんきっかけで私のことを知ってくださることももちろんうれしいですし、ありがたいのですが、最初に私のことを知ってくれた後に『お父さんがそうなんだ!』とびっくりされることもあり、それはそれで自分も頑張れたかなと思うので、そこもうれしい気持ちになります」とファンの声にも喜ぶ梶原。
「私はまだまだで、今やっている仕事も直すところがたくさんあると思うので、一つずつ丁寧に完璧にしていきたいと思っています」と締めくくったかと思いきや、さらに「今日も緊張して声が低かったと思うので、もうちょっと声が高く張れるように頑張ります!」と、今日一番の元気な笑顔を見せてくれた。
■梶原叶渚(かじわら・かんな)
2009年7月31日生まれ、東京都出身。昨年、NHK夜ドラ『柚木さんちの四兄弟。』で女優デビューし、その後もテレビ朝日ドラマ『スカイキャッスル』『民王R』などの話題作に続々と出演。日本テレビ『踊る! さんま御殿!!』をはじめ、人気バラエティにも多数出演している。