芦屋小雁さん死去 兄・芦屋雁之助さん、大村崑と3組合同結婚式で話題 朝ドラ4本出演、人気女優と再婚...
2025年3月30日(日)21時22分 スポーツニッポン
喜劇俳優の芦屋小雁(あしや・こがん、本名西部秀郎=にしべ・ひでお)さんが28日午前6時、老衰のため京都市の自宅で死去した。91歳。京都市出身。告別式は4月5日午前11時から京都市中京区「かもがわホール」で行われる。喪主は妻寛子(ひろこ)さん。
兄で俳優の芦屋雁之助さん(2004年死去)とともに10代で漫才コンビを結成。コメディアンに転身して、テレビ草創期の喜劇「番頭はんと丁稚どん」に出演。小雁さんはでっち役、番頭役の雁之助さん、でっち役の大村崑とともに人気となり、今作で映画化もされた。
1960年に雁之助さん、大村と3組合同で“テレビ結婚式”を行い話題となった。こちらは初婚の時で、後に人気女優・斉藤とも子と1987年に再婚。その後、離婚。96年に女優勇家寛子と再々婚した。
味のある演技が人気で、NHK連続テレビ小説には「よーいドン」(1982年)、「ちりとてちん」(2008年)、「ウェルかめ」(2009年)、「べっぴんさん」(2016年)の4作に出演した。
2018年には自身の認知症を公表していた。